- 2007-05-30 14:29:31
- たまにはお仕事のことを.(笑)
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カテゴリタグ: 建築・デザイン
たまにはお仕事のことを書いてみようと思う。
店舗設計をさせて頂いてる時、私はこんな妄想をしてる。
例えば・・・・・
最近会話がなくなっちゃてるご夫婦。
そんな時ご主人が会社で同僚に
『こんなお店があるんですよ、お休みの時奥様と一緒にどうですか?』と
喫煙所で言われる。
ご主人『久しく二人で出かけてないな。』と思う。
そして奥様を誘い、久しぶりのデート。
普段とは違う空間で光や風を感じながら、
スタッフさんに会話を助けてもらって(笑)盛り上がる。
この妄想、お子様バージョンもある。(笑)
『最近子供と出かけてないな。』 そして、そこから始まる時間。
こんなバージョンもある。(くどい?笑)
お仕事で失敗して落ち込む週末、20代後半女性。
ネットで色んなことを検索してたら出て来たあるお店。
気分転換に行ってみようか、と出かける。
そこで笑顔のひとたちに囲まれて知らない人と会話をして、
『なぁ〜んだ、みんなそんな感じなんだ。』と元気になる。
わたしにとって店舗設計とは、
そんな誰かの笑顔のきっかけとなる場所をつくることです。
ご住宅の設計をさせて頂いてるときも同じ様なもので、
ご家族の楽しいシチュエーションを勝手に妄想させて頂いてます。(笑)
何を設計させて頂いても、基本ベースとなるのは、『笑顔』です。
そしてベースを元に、
わたしの設計はこんな風に始まって行きます。
まずお客様と色んな雑談をさせて頂きます。
実はココで色んなことを自分の中に情報として入れています。
例えば、お話の中で
『うちの子供はホントお友達が多くて毎日10人くらいで遊んでいます。』
という会話を聞いたならば、私の中でひとつのイメージが広がる。
と、いう事は、お子様のお部屋は10人くらい来ても楽しめる空間がいいな、
それでいて一人でも落ち着いて・・・・てな具合に。
例えば、お話の中で、
『私はホント面倒くさがりで、冷蔵庫とかも足で閉めちゃうんですよ。』
という会話を聞いたならば、またもやイメージが広がる。
と、いう事は、
通常ベストとされているキッチンの通路スペースは広すぎるな、
奥様の身長などから足が届きながら使いやすい寸法を考えて行く。
私は空間には『こうでなければならない。』という基準はないと思ってます。
心地よさとは人それぞれで、
それをお客様と共に探求してカタチにしていくのが、
私のお仕事と思ってます。
だからか、私はさせて頂いたお仕事を『作品』とおっしゃって頂くと、
実は違和感があります。(^^)
私にとって『作品』とはアートの様に自分の想いのみを表現していくことで、
建築設計はクライアントさんとコラボレーションして出来上がるもの。
『作品』と呼んで頂けるのであれば、
わたしとクライアントさんの作品かな、と思っています。
店舗設計をさせて頂いてる時、私はこんな妄想をしてる。
例えば・・・・・
最近会話がなくなっちゃてるご夫婦。
そんな時ご主人が会社で同僚に
『こんなお店があるんですよ、お休みの時奥様と一緒にどうですか?』と
喫煙所で言われる。
ご主人『久しく二人で出かけてないな。』と思う。
そして奥様を誘い、久しぶりのデート。
普段とは違う空間で光や風を感じながら、
スタッフさんに会話を助けてもらって(笑)盛り上がる。
この妄想、お子様バージョンもある。(笑)
『最近子供と出かけてないな。』 そして、そこから始まる時間。
こんなバージョンもある。(くどい?笑)
お仕事で失敗して落ち込む週末、20代後半女性。
ネットで色んなことを検索してたら出て来たあるお店。
気分転換に行ってみようか、と出かける。
そこで笑顔のひとたちに囲まれて知らない人と会話をして、
『なぁ〜んだ、みんなそんな感じなんだ。』と元気になる。
わたしにとって店舗設計とは、
そんな誰かの笑顔のきっかけとなる場所をつくることです。
ご住宅の設計をさせて頂いてるときも同じ様なもので、
ご家族の楽しいシチュエーションを勝手に妄想させて頂いてます。(笑)
何を設計させて頂いても、基本ベースとなるのは、『笑顔』です。
そしてベースを元に、
わたしの設計はこんな風に始まって行きます。
まずお客様と色んな雑談をさせて頂きます。
実はココで色んなことを自分の中に情報として入れています。
例えば、お話の中で
『うちの子供はホントお友達が多くて毎日10人くらいで遊んでいます。』
という会話を聞いたならば、私の中でひとつのイメージが広がる。
と、いう事は、お子様のお部屋は10人くらい来ても楽しめる空間がいいな、
それでいて一人でも落ち着いて・・・・てな具合に。
例えば、お話の中で、
『私はホント面倒くさがりで、冷蔵庫とかも足で閉めちゃうんですよ。』
という会話を聞いたならば、またもやイメージが広がる。
と、いう事は、
通常ベストとされているキッチンの通路スペースは広すぎるな、
奥様の身長などから足が届きながら使いやすい寸法を考えて行く。
私は空間には『こうでなければならない。』という基準はないと思ってます。
心地よさとは人それぞれで、
それをお客様と共に探求してカタチにしていくのが、
私のお仕事と思ってます。
だからか、私はさせて頂いたお仕事を『作品』とおっしゃって頂くと、
実は違和感があります。(^^)
私にとって『作品』とはアートの様に自分の想いのみを表現していくことで、
建築設計はクライアントさんとコラボレーションして出来上がるもの。
『作品』と呼んで頂けるのであれば、
わたしとクライアントさんの作品かな、と思っています。
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