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miyagi masako architect design office 日々の日記 . | ::サックス奏者と歌舞伎.
  • 2007-06-07 17:31:37
  • サックス奏者と歌舞伎.
ご縁頂き、二日続けて、ホンモノを感じさせていただいた。

ひとつは、DESIGNING展終了1週間後、
突然鳴ってくれた事務所のお電話がご縁。

お電話のお相手は、北欧家具メーカー、イルムス福岡の店長さんだった。

この店長さん、とても多趣味な方で、そのすべては趣味の域を超えてる。

ひとつはカメラ。
某写真スタジオの専属カメラマンもなさってる。

もうひとつは、サックスフォーン。
経験歴は20年らしい。
その練習によんで頂いた。4人のアンサンブル。
先生はパリで25年音楽活動をなさっていた方で、
独特な教え方をされる。

聞いていて楽しいのである。

例えば・・・『ここの小節は遠くで吹いて、次のここからはココで吹いて。』
例えば・・・『ラの音を下げないで。ラから離陸して。』

なるほど、音は心のイメージングで歌うものなのだ、と思った。

4本のサックスフォーンが歌う音、
そしてそれを大好きなエッグチェアに座り聞かせて頂く。
至福だった〜。



そして次の日、知り合いから
『歌舞伎のチケットが2枚あるのだけど、どう?』と
連絡をもらったので、
フットワーク軽い母と一緒に博多座へ。

観たかったんだ、コレ。

『十二夜』






何故かというと、尾上菊之助、菊五郎、親子にもとても興味があるのだけど、
演出が、あの蜷川幸雄氏。

幕が開いた瞬間、『うわぁ〜〜〜!!!!!』と歓声があがった。
もちろんわたしもあげた。(笑)
むっちゃ美しかったんだもの。

この演目では、菊之助、菊五郎親子は一人二役。
早変わりありの、笑いありの、隠れたメッセージありの、で楽しく、
そこに蜷川エッセンス満載の美しい舞台演出。
そしてその演出に、この演目のコンセプトがどの場面でも反映されている。

素晴らしかった。


二日連続、ひとの表現するものをライヴで拝見させて頂き、
ライブ=ホンモノの力を感じ、
そして世界で活躍する方の意志の強さと美しさを感じた。


この機会を下さった、イルムス店長 末永氏と、
チケットをプレゼントしてくれた彼女に感謝。


ありがとうございます♪



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