miyagi masako architect design office 日々の日記 .

このbarとの出逢いは、28歳くらいの頃。
ひとまわり以上の年上の知り合いから、
『親富孝で外国人がやってるbarがあるんだけどいかない？』
とお誘いを頂いた。

親富孝、外国人という二つのキーワードで、
勝手に音楽ガンガン、クラブ系のbarと思い込み（笑）
しかしこれも経験と若き私はついて行った。



そしてドアを開けた瞬間、度肝を抜かれた。

ゆったりした緑溢れる空間。
カウンターには、こぼれんばかりのカサブランカ。





店内は、カウンター席、ソファー席、テラス席、個室、
そしてなんとメゾネットにもなってる。






それから10年近く、時折お邪魔させてもらってる。

このbarに行く時はこんな時が多い。

私のお仕事は、ないものを想像してつくっていく事で、
それは時に、自分の生活水準を遥かに超えたものもあり、
そんな時はこのbarでまず自分自身が至福を感じ、
その水準の方々がどんな事に豊かさを感じるのか、想像する。
たまにメゾネットを借りて、そこで図面を書いたりしてる。（笑）


またこんな時も行く事が多い。

別の場所で多くの人数で盛り上がった後ひとりで。
誰かとじっくりお話をしたい時。


こんな風に季節のものを出してくれたり、



綺麗に磨かれた良い音のするワイングラスで赤ワインを頂いたり、








このbarの名前は『IN THE PARK』と言います。
メディアには載らないこのbarをこよなく愛する方々が、
ポツリポツリと集まる静かな場所です。

HPも素敵なので、是非ご覧下さい。
http://www.inthepark.jp/

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