京都 かみ添さんとお仕事.

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Parisやオランダが大好きなわたしですが、

日本に息づく、美しい伝統技術とスピリット、文化にも、とても興味があり、大好きです。

1年前、八女茶の名付け親、九州最古の茶商 矢部屋許斐本家さんからご依頼を頂きました。
創業300年の歴史を持つ空間に入れる新しいデザイン。それはとても慎重なお仕事でした。

そして、閃いたのが、京都・西陣で「型押し』という古典印刷で 多種多様の版木を使い、
手摺りにより文様を写した紙をおつくりなる、かみ添さん。あの唐長さんで学ばれた方です。

随分前から、嘉戸さんのお仕事は雑誌等で拝見させて頂いてて、素晴らしいと感じていました。
そんな中、三重の友人宅に伺ったら、まさかの襖和紙が、かみ添さん。

ここで、閃きが起きました。閃いたら、すぐに逢いに行ってしまう性分。

京都へ伺い、許斐本家さんの歴史を語らせて頂き、ご協力をお願いしました。結果、快諾。

文様は、許斐さんの紙袋に印刷している銭文様を木版木でつくって頂き、
白地に白という、茶商として謙虚で誠実な許斐本家さんを表現させて頂きました。

貼って頂く職人さんは京都より。かみ添さんの作品を随までお分かりになっている方です。
結果、素晴らしい、壁面が完成しました。こちらは許斐本家さんでいつでも観て頂けます。