八女茶 このみ園さん(元気計画)研究会.
3月 19, 2013 Category 16 九州ちくご元気計画研究会.
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街の中に新しい建物を造るお仕事をしているわたしですが、『老舗』が大好きです。
なぜなら、老舗には沢山の『本物』が詰まっているから。
売るものも、お商売のやり方も、柱ひとつの歴史も、もちろん建物も、
長い間、本物であり続けた塊の空気感は、とても清々しく、ひとを包み込んでくれる。
この数年ずっと夢見て来たこと。それはお茶や昆布や鰹節など日本の伝統食材のお店と
お仕事をしてみたい。ずっとずっと、色んなひとに言い続けて来ました。
保育園をデザインしたい!くらいに。
そして、その時が、いよいよ、ちくご元気計画さんよりやって来てくれました。
幕末、慶応元年創業 八女茶の名付け親、矢部屋 許斐本家 このみ園さん。
現在のお店の中に八女茶が頂けるスペースをつくったり、パッケージ、webデザインなど、
発信のやり方を考えて行きたい、合場(ごうば)というお仕事のこと、
茶葉を見分ける拝見所のこと、八女茶の始まり、
八女茶と歩んで来てくれた八女和紙のことなどなど、このみ園に詰まっているすべてを
多くの方へ、伝えて行きたい、それが許斐さんが元気計画さんに登録をなさった理由です。
静かな静かな店主さんには、やる気と知識に満ち溢れていて、
いつまでもお話を聞いていたい。わたしと同じ様に感じていると多方面からお聞きしています。
現在、研究会は2回開催しており、今月末の研究会では、グッと具体的にお話をしていきます。
築150年のお家の中での研究会では、こちらの場所でお話をさせて頂いています。優雅。
いつも、このみさんに入れて頂く、美味しいお茶から始まります。炉の中には炭。
しっかり前進するお話をしながら、時折、炭を足したり、和蝋燭の様子を伺ったり。
築100年〜150年のお家は、お仕事柄、拝見することが多いのですが、このみ園さん程、
手入れをされたお家は始めてです。
それはこのみ園さんが持つ『歴史』を今の代のみなさんが、
とても大切になさっているからではないかと思います。
空間をデザインするものとしてなんか嬉しい。沢山の美しい要素が詰まっているこのみ園さん。
どんな感じに一緒に進んで行こうか、ぞくぞくしております。
第二回目の研究会は、夕暮れからでしたので、終わった後に、八女福島をぼちぼち歩きながら、
許斐さんおススメのお料理屋さんへ。こちらが、本当に本当に美味しかったのです!
お刺身に、串揚げに、海老、その他にも、茶碗蒸しに、名物の鯛茶漬けに・・・・。
やはり、美味しいものを届けるひとのセレクトは、美味しいです。
次回は、今回運転手さんでお酒をご一緒出来なかった事務局の左京さんと、また行きたい。
八女福島に泊ってみたいなぁ。独特の空気感がある街です。
言葉がとても綺麗で丁寧な許斐さんから、
『お逢いして間もないのに、こんなことを申し上げるのは失礼かと思いますが、
久しぶりにワクワクするパワーとオーラーを感じました。』と自慢ですが(笑)
おっしゃって頂きました。
時たま、『実はわたしは外国人です。』と嘘をつきたくなるくらいの、
許斐さんの持つ日本人の美しさが少々欠けているわたし。
どんな化学反応が起きるか、みなさま、このみ園さん、乞うご期待です。
わたしもワクワクです!
今回も色んなプロフェッショナルさんのお力を借りながら、
先代のみなさまに喜んで頂けるような、
今の時代だから出来る色々を許斐さんと知恵を絞っていきたいと思います。
現在、元気計画さんに、うきは市 cake.cafe ミエルさん、同じくうきは市あおば不動産さん、
大牟田観光協会さん、このみ園さんと4つの研究会を頂いております。
こうげのシゴトさんからは、巣狩谷グリツリ、築上鶏卵さんの2つの研究会を頂いております。
その他、
こどもcafeに、ご住宅リノベーションに、ご新築に・・・実は14プロジェクトが動いています。
みなさん、やる気と楽しさに溢れていて、とても嬉しい。どの時間もいつも楽しみです。
なのに、いつものように、取り囲んでくれているみなさまのスキルの高さのおかげで、
9:00〜18:00の営業を守れている奇跡的な状況ですが、ブログが全然追いついておりません。
これからは出来るだけ書きます♪ 明日はいよいよ、こどもcafeの公募です。
JRさんのホームページのTOPにもご紹介頂けるらしい。みんなで楽しみにしています。
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