Archive for the ' 19 日々のいろんな時間. ' Category

chanowa pan さん 新築プロジェクトstartしています.

7月 7, 2017 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

熊本の小さな空間に、ひとりで、パンやお菓子、お料理に真摯に向き合っている女性が居ます。
いつもは、本当に和やかで、良く笑い、良く食べ、良くお話をする、chanowa pan 高山ゆかさん。

生地や食材のことを話すとき、それに向かっている時の姿勢は、凛とした職人の空気感となります。
わたしは、その瞬間が大好きです。もちろん、和やかな、ゆかさんも。

パンは、季節ごとの果物・花からおこした天然の酵母で、毎月違う酵母でおつくりになっています。
金木犀酵母だったり、梨の酵母だったり。

b46e4d4f2b1f251fa4970c5ec0d89fcb

7a1a7460e581246aba26ab8bff83cd6a

1042faed6d802618102a913bef335ca1

出逢いは、

4年前に設計をさせて頂いた、うきは市 吉井町のcake.cafe.mielさんのショッピングバッグを大好きになって下さり、
『どなたがデザインなさったんだろう!』と、4年もの間、大切に手元に置いていてくれた、

グラフィックデザイナー みずうみデザイン のかよさんが、
わたしをInstagramで見つけてくれて、ずっと見て下さっていたことから始まりました。

かよさんが、ゆかさんのwebサイトやパッケージデザインをなさったご縁から、わたしのことをお話下さり、
昨年末、始めて、お二人にお逢いして、お話が進んで行きました。ショッピングバッグが繋いでくれたご縁。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

chanowa panさんの存在は、

webサイトでの販売や、様々な素敵お店やイベントからのご依頼、Instagramで、自然に全国に広がって行き、
現在、1ヶ月分の販売分が、3〜4日で完売をしてしまう状況。イベントをすると大半が予約分となってしまう。

『少しでも多くの方にご不便なくお届けできたら…。』

『今まで支えてくださった方々に、これからも十分に心をこめてお返ししていくために。』

という、ゆかさんの強い想いから、今回のプロジェクトは始まりました。

こちらは、わたしが世の中のお菓子で一番好きな chanowa panさんのビスコッティ。
サクサクのビスコッティで、このわたしでも小麦の味が分かります。お菓子も人気のchanowa panさん。

5e33c204c7acc2af0d47c6114bb4a73c

68ddf19eac6c65fd802c7825fa6cf37b

139b75d2d351f7bd4022db349c11d840

40代 独身の女性。
ここに至るまでには、覚悟をしたけど、また迷い、いや、やっぱり・・・と、様々な想いがあったことでしょう。

わたしは、今のゆかさんの年齢で始めてお嫁に行ったので、何となく、ゆかさんの気持ちが分かります。

この先、一人で生きて行くことになるかもしれない。高齢の両親には迷惑なんて掛けれない。
そのために、今、わたしは、何をしないといけないのか。

今、ファンで居て下さるみなさんが、ずっとファンで居てくれるなんて限らない、
そのために、日々、どんな努力をするべきなのか。今日のパンは、お菓子は、自身で本当に納得しているのか。

そんな日々のゆかさんの真摯さは、味に出て来ます。

わたしは、お米大好きで、パンには、あまり興味がないのですが、ゆかさんのパンだけでは違います。
何故、こんなに美味しいのか。みなさま、是非、一度食べてみて下さい。

IG4L1922

IG4L1941

IG4L2103

場所は、熊本です。まだまだ不安定な熊本での、女性ひとりでの挑戦。しかも、新築です。
出来る限りのサポートをさせて頂き、chanowa pan ゆかさんにしか持てない世界観をおつくりします。

お打合せは順調に進んでおります。基本計画はFIXし、現在実施設計の段階です。

01

02

ゆかさんの方は、厨房の要たちをセレクトするために、スズキ産業さんのテストキッチンに約9時間入りっ放し。

IG4L1821

IG4L1975

お店づくりは、沢山の小さいことの決断の積み重ねとなります。とても体力、精神力のいる時間です。

出来上がりは、今年の冬を目指しています。
【パン屋さん】をつくるわけではなく、ゆかさんの【アトリエ】をつくっています。

この先も、黙々とパンやお菓子に向き合うために販売店とはせず、月に一度 小さなお料理会などをなさいます。

0e4346182b1d85e8f640a44ed2fba7fe

そのchanowa panさんが、明日 7月8日の一日だけ、福岡 平尾の【くらすことギャラリー】さんで開催の
手から手へ受け継がれてきた、古来種野菜のマーケット】に出店をなさいます。

39cabcc87f0264f51c1e994c6ad88448

今日もゆかさんは、福岡に向かうギリギリまで、お逢い出来る方々のことを想いながら、
黙々とパン、お菓子づくりをなさっていることでしょう。

福岡のみなさま、ゆかさんのパンやお菓子を購入出来るチャンスです。雨模様の様子ですが、みなさま是非。

○ パンやお菓子、お料理の写真は、chanowa panさん撮影.
○ テストキッチンの写真は、kazunari machitani.


takahashitakashi 邸 雑誌TURNSに掲載頂きました.

6月 26, 2017 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

04

IMG_2720

上毛町の巣狩谷の古民家リノベーション takahashitakashi 邸、TURNS 8月号に掲載頂きました。

わたしたちも取材をして頂き、掲載頂いております。

takahashitakashi 邸は、築100年くらいの、ぐぐぐーーーーと、平行四辺形に傾いた空き家をリノベーションして
出来上がった住空間。詳しくは、こちらをどうぞ。→ リノベーション前・施工中

お施主さんの高橋くんは、古民家に憧れていたわけでも、古民家に住みたい強い願望があったわけではない。

『住まう場所』として選んだ場所が、上毛町の中にある11世帯の集落で、その中で自分の丈で選んだ空間が、
古民家であったということ。

そして、お借り出来る空き家の中で、自分の好きな景色が広がるお家が平行四辺形に傾いていただけのこと。

IMG_2205

もうひとつ言うと、高橋くんは『移住』をしたわけではなく、『お引っ越し』をしただけ。
移住したんですねーと言われると、違和感があるらしい。  分かる。

古民家リノベーションというと、
どうも、空き家活用とか、古民家再生みたいな社会貢献しているみたいなイメージがつくけれども、
ご新築や店舗づくりと変わらず、『そのひとの持つ世界観と時間をデザインする』だけのことです。

なので、takahashitakashi 邸も、
以前、お暮らしになっていた京都のお家にある家具や照明、京都での暮らし方、こだわっていることなどを、
細かくお聞きして、高橋くんの世界観を造り上げて行きました。もちろんクオリティの高さも保ちながら。

IG4L1717 のコピー

takahashitakashi 邸は、第一期工事、第二期工事と2回に分けて行います。現在、第一期工事完了。

ピンク色の壁は、プラスターボードと呼ばれる壁の下地のままで、今後、塗装工事が行われます。
手前のタタミの部分も変わって行きます。ここには、新たなポジションを持つ空間が出来る予定です。

02

約3mあるキッチンは、天板だけ職人さんにお願いをして、その他は、意匠職人である主人が筆頭となり、
高橋くん、同じ集落の西塔くん、小林さんにお手伝いをして頂き、つくりました。高いクオリティ。

コストカットだけを目的としたDIYはわたしは好きではありません。

L1090046 のコピー

L1090048 のコピー

この夜は、主人作の生パスタをお土産に。初のtakahashitakashi 邸でのお料理。うん、使い易い。
よしよし。

03

IMG_2220

IMG_2233

IMG_2209

『出来上がったら、絶対に入らせて下さいね!』とお願いしていた、我ながら美しいバスルーム。
前は、勝手口でした。窓からは、瀬戸内海が見えます。もちろん景色の見える朝風呂を頂きました。
バスルームの水栓金具も、高橋くんと一緒に探しに探しました。納得の行くデザインに出逢いました。
空気感の美しさは、小さなことの積み重ね。

空間に入れ込むすべてのものを、
京都と福岡でメールを使って、『これはどう?』『これは使えますか?』と、やり取りを繰り返しました。

P1020119

L1080900 のコピー

こちらは、work space。お仕事の大半がmacを見つめる高橋くん。ふとした時に、心が広がるように、ここに配置。
第二期工事では、もう1室、つくります。

P1020113

夕暮れは、こんな感じ。縁側との仕切りとなっていた障子や垂れ壁は退けてダイニング空間に入れ込みました。

P1020102

TURNSさん。8頁の特集をして頂いています。

編集・ライターは、ココホレジャパンのアサイアサミさん。撮影は亀山ののこさん。

アサイアサミさんの文章は、とても軽快だけど芯があり、読み応えがあります。何度も読んでしまいます。

亀山ののこさんの写真は、特にひとの写真が素敵です。ひとが大好きなのが分かります。
撮影中、カメラを覗かせて頂きましたが、欲しい写真が沢山。

おふたりだからこそ、出来上がったこの8頁。爽快で素晴らしい内容です。
全国各地で発売中ですので、是非、お手に取ってみて下さい。

P1020129

P1020139

TURNS (ジュンク堂書店さんでのお取り扱いが多いようです。)

○ takahashitakashi 邸
設計・監理
宮城雅子建築設計事務所町谷一成建築デザイン事務所
○ 町谷一成(主人)視点のtakahashitakashi 邸のブログも、宜しければご覧下さい。

施工
櫻木総合建築


2017年ミラノサローネ視察 自分達 準備 . -Milan遍-

6月 14, 2017 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

初のイタリア。初のミラノ。

行ったことのある友人たちに『ミラノの天神ってどの辺り?』からの質問から始まった初心者。

なぁーーんとなく地理を覚えたものの、市内到着は21:00を超えるため、直感的な治安も分からない身、
初日は、安全重視ということで、ミラノ中央駅から徒歩5分、外資系のホテルを予約しました。

すると、観光客のみなさんが笑いながら撮影をしていた、こんなに光り輝く、高層ホテルでした。

IMG_0408

IMG_0529

ミラノ到着は日曜日。欧州は、どこも日曜日はお店がCLOSEなので、晩ご飯に有り付けるのか、と思いきや、

お部屋から見えたお隣のトラットリアが、21:00過ぎても並んでいるし、何やら良いお店の予感がするので、
急いで支度。店内は50席くらいはあるだろうか。地下も含めて満席。美味しいに決まってる!!!!

そして、初パスタ。本場でパスタ。それだけで感動。

IMG_0415

このホテルを選んだ理由は、もうひとつあり、最上階のテラスからミラノ市内が一望出来るので、
次の朝、ここから、地理を把握しようと。(主人が。わたしは方向音痴)

IMG_0425

IMG_0426

・・・・・ミラノと都会でした。Parisとは全然違う雰囲気。
街には、トラムも走っています。

IMG_0454

アパルトマンの15:00のチェックインまで時間があるので、携帯のシムやメトロの回数券的な切符を購入したり、
明日からの忙しさを考え、ひとまず、ドォウーモ見物とミラノ風カツレツだけは食べておこうと、お出かけ。

地下鉄で行きます。ミラノの地下鉄は綺麗!メトロの回数券は主要な駅のキオスクみたいなところでも買えます。
レジの方に直接『この回数券が欲しい。』と伝え、購入。

主要駅は券売機に沢山並んでいるので、こっちが早い。10枚綴りは『Carnet 10 corse Per favore.』と言えばOK。

IMG_0460

IMG_0461

ほぉーーーと、外観だけを見て、気持ちはミラノ風カツレツ。
1933年創業の老舗、Trattoria Milanese(トラットリア、ミラネーゼ)へ。いい感じの路地を入って行きます。

あっちこっちに自由に動いているように見えますが、この道は安全な地域か、事前に確かめて行きます。
そして実際にその路地の角に立ったときに感じる直感で、道を変えたりすることもあります。

それでも、どうしても通らないといけない場合は、日本語を話さない、
地元のひとの空気感を出来るだけ醸し出します。日本と海外は違う、まずその強い意識はとても大切です。

IMG_0471

現れました、Trattoria Milanese。
入り口で、『ミラノ風カツレツをお願いします。』イタリア語『Cotoletta alla Milanese Per favore.』を復習。

イタリア語は文字のまま読み。『コットレッタ アッレ ミラネーゼ ペル ファヴォーレ』フランス語に比べて簡単。

IMG_0480

IMG_0484

IMG_0483

きちんと通じて、給仕さんたちの所作が格好良くて見とれていましたら、あっと言う間に出て来ました。

IMG_0488

IMG_0496

大満足のお味でした。大満足の空気感でした。老舗の迫力、素晴らしかったー。
まだまだ色々と食べたかったけど、本場のミラノ風カツレツは、とても大きく、一皿でお腹いっぱい。

そしていよいよ、アパルトマンの契約へ向かいます。ドォウーモ近くのメトロでミラノ中央駅まで。

IMG_0506

IMG_0510

無事に契約を済ませ、メトロでアパルトマンまで。ミラノの地下鉄はとにかく広い。

改札から出口まで10分くらい歩く駅も。しかも、ほとんどエスカレーター、エレベーターなしです。
トランクを、よいしょ、よいしょ、と、階段であげて。

駅から徒歩5分、雑誌INTERNIのshopの上、とても安全な空気感がします。よし!!!

IMG_0540

ミラノサローネ時期は、ミラノ中のホテル、アパルトマンの価格が5倍に上がると聞き(本当だった!)
しかも早めに予約しないと空いていないと聞き(これも本当だった!)

お正月明けに、お仕事はひとまず置いといて、三日間、とにかく探しました。

列車で1時間くらい離れるとお安いとも聞いたけど、開催の5日間、全部はとてもではないけど観れない量と、
聞いていたので、『何のために行くのか?』を軸に考えると、中心部でないと意味がない。

そして、探し当てたアパルトマン。約30平米ですが十分。セレクトのポイントはいつも清潔+キッチンが広い。

IMG_0534

IMG_0536

普段でも外食をあまりしないので、海外では、お料理が出来るアパルトマンを選びます。海外は特に健康第一。
アパルトマンはホテルに比べて安価ですが、語学が出来ないと難しいと思います。

予約から契約までのやり取りは、英語やその国の言葉になります。
また、鍵が開きにくいことも多く(多分、合鍵の技術がまだまだのため)家電の説明はすべて外国語です。

失敗しても、うまくいかなくても、笑える性格のひとに向いています。ホテルは何でもして頂ける良さがあります!

さてさて、まずはスーパーマーケットに買い出し。近くを探索。

IMG_0559

お向かいは、まさかのインテリアshop、世界のKartell。先程まで窓を塞いでご準備中でしたが、
全貌が見え始めました。今年は創業100周年ということで、どんなexhibtionになるのか楽しみです。

IMG_0562

街中が、サローネ会場となるミラノ市内。ミラノ市もサポートしている様で、メトロでもバンバンCMが流れる。
明日の開催OPENに向けて、フラッグもスタンバイOK。

IMG_0549

4月初旬なのに、ミラノは24℃の夏日。
しかも、夫婦揃って、強い晴れ男晴れ女であるため、開催中は雨は見込めない。(降らなくて良いけど!)
(余談ですが、一昨年、行くところ、行くところ、晴れてくれて、約1ヶ月半、雨を見ませんでした。)

夏時間で20:00頃までは明るい=日差しがある。体力勝負となる、今回のサローネ視察。いざ!


2017年ミラノサローネ視察 自分達の準備 . -Paris遍-

6月 8, 2017 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミラノサローネの存在を知ったのは、もう20年くらいになるだろうか。何時の日か、何時の日か、と思い続け、
年越しのプロジェクトは、採銅所駅舎リノベーションのみ。見事に新しいプロジェクトたちが年明けからスタート。

『ここしかない!』とお正月明けから準備をスタート。
エアーは早めに予約するに限る、と、いつものANAさんを予約したものの、なんと2月中旬に国際線ダイヤ改正。

日本 → Paris → ミラノの予定がトランジットが間に合わない。他の便も探したけど、さすがサローネ、満席。

というわけで、Parisで一泊、そして、ミラノへ行くことに急遽切り替え。始めてドゴール空港近くのホテルへ。

IMG_0343

IMG_0329

IMG_0331

IMG_0335

空港ターミナル、駐車場を行き来するCDGVAL(シャトルトレイン)の駅の目の前。
チェックアウト後も荷物を預かって下さるとのこと。

外観、内観共、美しいホテルで、今後もトランジットに使いたい。
凄そうなホテルですが、わたくし、ホテルを格安で見つけるのが得意です。こちらのホテル、通常の75%OFF!

次の日は、日曜日。パリ市内は、ほとんどのお店がCLOSEなのは知っている。
OPENしていて、美味しいものが食べれるところは、あそこしかない。バルチーユ市場へ。

IMG_0348

IMG_0347

大好きなホワイトアスパラが旬。けれどもミラノに持って行くわけにも行かず、牡蠣をお魚屋さんの横で頂く。
日曜日と木曜日の午前中だけ開くバスチーユ市場。活気が凄く、フランス語が飛び交う中での牡蠣は最高。

IMG_0353

渡欧前に友人が、博多の名店 チョコレートショップさんParis店のサポートに伺っていることを知り、遊びに。
名前は、『Les trios chocolats(レ・トロワ・ショコラ)』St.Paulの築400年の建物の一画にあります。
築400年って・・・・。築200年のリノベーションで驚いて頂いてる場合ではありません。さすがParis。

IMG_0360

IMG_0361

4月1日に出発をしたので、日本では今年は咲くのが遅かった桜。今年は見れないかもと思っていたら、
Parisでは満開でした。日本の八重桜よりも、こんもりしています。この桜、イタリアもスペインも同じ。

IMG_0376

Merci 近くのcafeで、ひと息。美味しいものはお料理するのも食べるのも大好きなわたしたち夫婦。
どこに行っても嗅覚は確かなようで、後でParis在住の友人に聞いたら、人気のcafeだそう。わたしたちエライ!

IMG_0387

ミラノ便は18:10出発のため、あっという間に、戻る時間。市内からドゴール空港まではメトロなどで一時間。
でも、十分に満喫。

IMG_0401

IMG_0403

Parisからミラノは、エアーフランス。福岡から東京くらいの飛行時間ですがエアーチケットは、とてもお安い。
ミラノの主な空港は2つで、市内に近いリナーテ空港到着便をセレクト。そこからはシャトルバス。

今回の渡欧出張は、7回のエアー乗り換え、空港も7種類。使えそうなイタリア語は、ひとまず覚えた。
さて、どんな時間になるのか、始めてのイタリアへ進みます。

余談。

Parisで1泊をしなければならなくなった、そこには大きな理由があった様。
日本からParisへの便を変えざる負えなく、
そしてお隣になった、素敵なParis在住の紳士、YOSHIさんとの出逢いは主人の人生の大きな帰路となりました。


香春町 採銅所駅舎 クライマックスに向けて.

3月 23, 2017 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

線路沿いの桜の木々が、しっかりとした莟をつけ始めた今、

採銅所駅舎の現場は、コンパクトなスケジュールの中、
各業者さん、香春町役場のみなさん、関係者全員が、一丸となって、竣工に向けて頑張って下さっています。

大正四年に生まれた建物は、通常の新築やリノベーションとは違い、細かい部分に色んなコトが出て来ます。
その度に、わたしたちの意向を理解して下さっている業者さんたちは確認をして下さって、お役場のみなさんも
敏速な対応をして下さっています。

現場へは、香春町地域おこし協力隊の広報担当、濱田氏が、ほぼ毎日記録のため撮影に行ってくれています。
ここに掲載させて頂く写真は、濱田氏の写真です。現場のみなさんの真摯なお仕事ぶりをご覧下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

17362469_656747627844808_4573045957189940123_n

17156036_653392328180338_2520791264667347470_n

17264579_653392331513671_1531279987081532289_n

香春町役場 住宅水道課のみなさんは、毎日現場へ足を運んで下さっています。
そして、わたしたちの様々な相談にのって下さっています。

この日は、給排水設備業者さんの施工に立ち会い。JRさんの通信ケーブルなど、列車運行に必要な何かが、
万が一埋まっていて傷をつけてはいけないので、業者さん、機械を使わず、手掘りで施工中です。

17264845_653392458180325_3838352607519610382_n

現場は、土間工事が終わり、現在、床が上がる部分の施工に入っています。

壁、天井の下地は、ほぼ出来上がっており、
塗装屋さんが急ピッチで、塗れる場所から黙々とお仕事をして下さっています。ベースが見えて来ました。

17309376_653392434846994_4970595529954145602_n

地域おこし協力隊の手島さん、村井さんも新しいオフィスとなるココへ、ちょくちょく来てくれています。

16938435_647697278749843_3627985701623085888_n

今日、現場で村井さんが職人さんたちを見て、真剣な顔をして、おっしゃった言葉。

『ほんま、ぎょーーさんのプロの人たちの力を借りてんやなー。大切に使わんといかんなー。
この人たちに恩返しせんといかんなー。頑張らんといかんなー。』(彼は関西出身です。)

職人さんたちの頑張りは、届いています。

いつの間にか、わたしも撮られていました。自分がお仕事する顔を見るのは始めてです。
こんな顔してるんだなー。

現場内を、あっちこっち動いているので、
写真がありませんが、今回のプロジェクトは、主人も一緒にやってもらっています。

17098680_647697648749806_6479175823161519557_n

撮影:香春町地域おこし協力隊 濱田氏
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次に現場に行く時は、まだ莟が大きくなっているかなー。福岡県の開花予想は明日3月24日でしたが、
少々遅れている模様。

空間に入ってすぐお迎えをしてくれる村井さんのデスクの後ろの窓からは線路沿いの桜の木々が見えます。

IMG_0104

最後に、英語、スペイン語、関西弁が話せる香春町地域おこし協力隊の3人。こんな配信をなさっています。
言葉が分からなくても、楽しいので、是非観て下さい。ちょくちょくチェックも!

【Kawara’s Tourism Spot】


大正4年に出来た採銅所駅舎 第二期工事着工!

2月 28, 2017 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大正4年に出来た、福岡県田川郡香春町 採銅所駅舎。

昨年末、日田の櫻木建築さんによる、第一期構造補強工事を終え、
入札で選ばれた地元業者さんによる、第二期建築工事がいよいよ始まりました。この日は現場で全体会議。

IMG_8449

IMG_8451

スクリーンショット 2017-02-28 15.12.42

今回も素晴らしいチーム構成です。建築工事はトリカイ工務店さん。電気設備工事は玉真電気さん、
給排水設備工事は松井設備さん、香春町役場さんからは、住宅水道課、まちづくり課、地域おこし協力隊
そしてJRさんも。

かなりの大所帯ですが、みんなが一つの到着点に向かい、ひとつの輪になってくれてるのが伝わって来ます。

今回のプロジェクトは、
この写真の使われなくなった駅長室を、沢山のひとが交流出来るスペースにリノベーション。

企画・コンセプトから、約1年掛けて、どんなことをするのか、空間内容をみなさんと積み重ねて来ました。

現在は塞がれている窓も、すべて開けます。
第一期工事で偶然にも発見された大正時代にココにあった窓をお手本に各窓を再現して行きます。

IMG_8499

IMG_8500

この日は、その窓を製作して下さる建具屋さんとお打合せのため、窓を塞いでいた板を始めて外しました。

S__27664388

S__27664393

S__27664398

明るい!!! ホーム側も、待合室側も、駅舎の正面も、桜が見えるホーム沿いも全て開けます。
ここには、多分こんな窓だったであろう大きなメインの窓が入ります。窓辺には小さなテーブルと椅子を。

S__27664397

こちらが発見された大正時代の窓です。二枚あり、上げ下げ出来るスタイルで今はない滑車がついています。
この窓が発見されたことで、細かいディティールが確実に分かりました。

大正時代に工事をなさった方達からの贈り物と感じました。発見してくれた櫻木くんありがとう。

ひとまず、どんな感じか、入れてみました。この窓は、採銅所駅に降り立った時に一番に目に入る、
ホーム側に再利用します。多分滑車はもう動かないけど、一応、建具屋さんに修理出来るかご検討を!と、
面倒なことをお願いしました。みんなで『腕の見せ所!』と、盛り立てて。(笑)

S__27664401

竣工は3月末。はい、1ヶ月ちょっとしかありません。そのため3月はちょくちょく現場に伺います。
楽しみは現場の出来上がりと、沢山の撮影者さんもいらっしゃるらしい、線路沿いの長い桜並木。

IMG_8453

桜が咲く様子を、沢山見れそうです。今年の福岡の開花予想は3月23日頃。
竣工に向けて開花して行く様子は気持ちが良いだろうなー。今年のお花見は、採銅所駅近隣で決まりです。


上毛町takahashitakashi邸リノベーションお料理編.

12月 30, 2016 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

巣狩谷から一番近いマーケットは、谷を下り、片道 車で20分。往復+お買い物で、ざっと1時間半。

takahashitakashi邸現場監理のため、西塔家【有田山荘】に滞在をさせて頂いてた間、お礼は日々のご飯つくり。
メンバーは、西塔家、takahashitakashi氏、主人、わたし = 大人5人+2歳のみなみちゃん。

お仕事しながら毎日1時間半は大変なので、食材を持ち込んで、お料理をしました。

こちらは、ある日の晩ご飯。初のブイヤベースを。スープ系は煮込んでいる間、色々と出来るので助かります。
その他、クリームシチューとか、豚のミルフィーユ鍋カマンベールチーズのせとか。

img_7464

チーズフォンデュもやってみました。下ごしらえに、案外時間がかかることが分かりました!
これまで、何度もチーズフォンデュで、もてなして下さったカシュカシュまりさんに改めて感謝。

img_7898

現場でヘトヘトであろう主人も、おもてなしは別腹の様で、お料理づくりを楽しんでいました。

こちらは、得意の生パスタ。ラグーソースです。6人前ともなると迫力スゴいです。
その他、餃子に、お好み焼きに、日田焼そばに。(MY 鉄板+フライ返し持ち込み)

img_7744

朝ご飯は、ほぼ和食。日当りの良い、西塔家の食卓に似合うんです。一度オープンサンドだったなぁ。
朝陽で目が覚め、抜群の朝陽が出たら、みんな各自のお部屋からワラワラ出て来て、黙って眺める。
なんとも贅沢な時間でした。

img_7452

ちょうどお神楽の時期だったので、拝見出来たり、つきたてのお餅にも恵まれました。

img_7518

img_7498

img_7499

合計2週間の滞在で、外食は、2度ほど。
マッサージの先生より教えて頂いた中津駅近くの宝来軒本店さんへ。

11:00〜15:00までの4時間営業。この時間にピタリと当てるのは中々難しいけど、
ここのラーメンは、お汁まで全部飲み干せます。本店は、他と全然違うお味なのです。

img_7659

良くお名前を聞く、バルンバルンの森亜細亜食堂cagoさんのランチのクオリティー、コストパフォーマンス、
素晴らしかった。ご一緒したフレンチのシェフも唸っていました。

img_7714

img_7710

img_7711

普段、購入をしたお弁当を食べる習慣がないので、せっかくお弁当を買って来てもらってたのだけど、
『白ご飯とふりかけでも良いので、お家で食べたい!』と、西塔家に我が侭を言いましたら、

奥さんかめちゃんが、『鶏むね肉は疲れを取るらしいので!』と、鶏ムネ肉のどんぶりランチや、
カレーうどんを用意してくれました。大御馳走!

img_7732

img_7741

少し時間があった、ある日。わたしもランチづくり。良くつくる、お出しと牛乳でつくった、ちゃんぽん。

img_7747

集落の方にお世話になった日も。
民泊もなさっているモリさんちで、しゃぶしゃぶ+沢山のお料理をお御馳走になりました。

img_7748

福岡 平尾のビストロ ル・ブルジョンのくまちゃんファミリーが上毛町に興味を持ってくれて、
1泊でやって来てくれた日もありました。西塔氏のアテンドで、旬のしいたけ、かぼす、柚子狩りへ。

img_7672

img_7681

写真は収穫させて頂いた量の1/100。大量収穫!しいたけ農家の三田さんご夫妻のおもてなしはスゴかった!
娘のricoちゃんは、モリモリご飯を食べていました。おかわりも。美味しかったんだねー。

img_7687

その夜は、巣狩谷グリーンツーリズムの中尾さんご夫妻が、たっぷりお料理を用意してくれて、
お御馳走になりました。お味のたっぷり染みたおでん、新鮮なエビ、アサリ、大好きなナマコ!
嬉し過ぎて写真がありません・・・・。

シェフも牛肉の赤ワイン煮込み、自家製ソーセージ、上質なワインを持って来てくれて大宴会となりました。
女性たちは、技を修得しようと、キッチンにピッタリ。

img_7693

img_7697

img_7699

takahashitakashi氏は、いつも美味しい果実をポケットに忍ばせています。
小豆島の檸檬だったり、すだちだったり。上質なワインやお酒も持って来てくれました。

こちらは、ある日頂いた紅まんどんな。お江戸では1つ1,000円するそう!
口に入れた瞬間、2歳のみなみちゃんと顔を見合わせ、絶句しました。美味しかった!

img_7902

そして、いよいよ最後の晩ご飯は、疲れたときには発酵食品!ということでキムチ鍋。

img_3214

いやいや、こう見ると食べています。食べることはパワー!みんな食いしん坊でつくり甲斐がありました。
合宿のようだった日々。みなみちゃんの存在は、いっぱい笑わせてもらってお仕事後とっても有り難かった。

西塔家には、わたしたちがお仕事をやり易いように、沢山サポートをして頂きました。
咳が止まらないわたしに、かめちゃんのお父さんがお電話で診察をしてくれて薬を選んで下さいました。

ありがとうございました!西塔家、亀田家さま。

そして、例の上毛町でシェフが収穫した椎茸は、抜群に美味しいスープになって、
ただいまビストロ ル・ブルジョンのメニューに載っています。数に限りがあると思うのでお早めに!

img_7824

img_7815

img_7818

福岡のビストロに、上毛町産の文字。嬉しいなぁ。数年前は福岡県民もあまり知らなかった町。

今や、全国からひとが訪れ、先日はインドから学生さんが15人、農業体験+農家民泊のため
いらっしゃっていました。巣狩谷で『ナマステ〜〜。』と言うなんて。

みなさまも、是非、巣狩谷へ、上毛町へ行ってみて下さい。楽しい方々が待っていますよ。
来年も上毛町にはお伺い出来るプロジェクトがすでに決まっています。楽しみ!


上毛町 takahashitakashi邸 リノベーション現場編.

12月 29, 2016 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

img_7638

2016年は、嬉しいことに、上毛町にある12世帯の集落、巣狩谷にご縁が沢山ありました。

夏の築200年、お家が真ん中に向けて落ち込んでいる川上邸さまのリノベーション工事を終了し、

秋には、同じ集落 こちらも築200年、今度は、ぐぐぐーーーーっと、お家が傾いているお家のリノベーション。
京都在住だったtakahashitakashi氏の新しいお家づくり。

こちらの写真で、お家が、どれほど傾いているか、分かりますか? 左に、ぐぐぐーーーーっと。

img_7472

img_7470

どうして傾いてしまったのか?
水平に戻すことは出来るのか?戻せない場合、構造的に問題はないのか?

家起こし屋さんや大工さんにお力を借りて、徹底的に調査したところ、
水平に戻しても、元に戻ってしまう、けれども、構造的に問題はない。
だけども、だけども、このままでは、気持ち良いとは言えない。

そこで、視覚的に、真っすぐ見えるようにしよう!という結論に達し、櫻木建築さんに大活躍をして頂きました。

img_7400

img_7562

img_7563

img_7726

多分、多くの大工さんは、この物件をお受け下さらないでしょう。
現に、多くの方は、『壊して建て替えた方が良い。』とおっしゃってたそう。

傾いている全ての柱や壁を、また傾きによって出来た隙間を、細かく細かく調整。

木材を変形型に切って、その場所に置いてみて、数ミリ単位でカット。それを何度も何度も繰り返す。
しかも38坪という大きさ。とてもとても手間と時間がかかります。

櫻木総合建築さん、楽しんでお付き合い下さって、本当にありがとうございます!

今プロジェクトは、プロとDIYの融合。(と、言うと、格好良過ぎですが。笑)
上毛町地域おこし協力隊DIYお得意ガール、お仕事の合間をぬってぬって、小林さんも大活躍をしてくれました。

img_7477

img_7568

元上毛町地域おこし協力隊の西塔くんも大活躍。ミラノシカDIYのご経験以降、
スタッフに欲しいくらい建築用語は知ってるし、段取りが素晴らしい。もちろん施工の修得も。

img_7635

主人がDIY講座で講師をさせて頂いた香春町からも応援が。
香春町地域おこし協力隊の村井くん、手島さん、ありがとう。おかげさまで、美しい玄関の土間完成。

img_7640

img_7642

お施主さんのtakahashitakashi氏も、世界中、全国と素晴らしいお仕事をなさいながら、
macと現場の行ったり来たりを、それはそれは頑張っていらっしゃいました。

img_7473

img_7420

一番頑張っていたのはこのひと。我が主人、町谷一成建築デザイン事務所 代表。
後ろ姿の写真しかありませんでしたが、意匠職人の名の通り、現場に入りっぱなしで細かく細かく仕上げを。

img_7566

わたしは、現場から聞こえる笑い声を聞きながら、そっちに行きたい気持ちを、ぐぐっと抑えながら、
ミラノシカのデスクで、別件のお仕事の資料や図面作成など、本気のデスクワークでサポート。
瀬戸内海まで見える素晴らしい景色ですが、古民家、寒い!(笑)滞在中の最低気温は1℃でした。
もうひとりの上毛町地域おこし協力隊の若岡くんの手厚いおもてなしのおかげで、ある程度の暖は。

img_7467

img_7560

巣狩谷は、とっても景色が良いんです。晴天の日は、中津市内や瀬戸内海、山口県まで見えることもあり。
takahashitakashi邸のbath roomは、その景色が見える場所につくりました。羨ましい!

img_7428

踏むことすら、ビクビクだった畳の床も、綺麗に仕上がりました。
この後、この無垢フロアーを、takahashi氏イメージの薄いブルーグレーに塗りました。DIY。

この大きな窓の横には、大きなキッチンが入りました。

img_7660

img_7651

【ガスコンロに、こだわりたい】というtakahashi氏のご希望を叶えるべく、コンロ上部は不燃材へ。

img_7722

img_7730

キッチンもDIY。このお家のテーマは、【食】
日本の食、各地域の食、その地域でつくられている食材を大切に見つめ、みんなと食して行きたい。

takahashi氏のコンセプトに沿うため、沢山のひとが一緒にお料理出来るようにキッチンは幅3.000あります。
その横に幅2.100のテーブルが入り、入り口からキッチンを見ると幅5.100の食スペースが見えます。迫力あり!

img_7737

いろーーーーんな事があり、集落のみなさんにも、とってもお力になって頂きました。
11月、12月は、各月1週間近くも西塔家に泊めて頂き、現場にハマりました。

そのおかげで沢山の美しい巣狩谷の風景や、沢山の紅葉や、来訪者の方々に出逢いました。

img_7650

img_7598

工期は約2ヶ月。新しいお家でお正月を迎えて頂けるようになりました。

竣工写真は、まだ撮影を出来ていませんが、センス抜群のtakahashi氏のセレクトの照明や家具や小物たちが、
入った後の、空気感がとっても楽しみです。


香春町 採銅所駅舎 リノベーション工事.

10月 5, 2016 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Parisのアパルトマンデザインの次は、日本、大正時代のデザインです。

福岡県田川郡に香春町という町があります。そこに大正4年に造られた『採銅所』という小さな無人駅があります。
小倉から日田彦山線で各駅停車、約40分で到着します。

駅舎は、少しリノベーションを行っていますが、ほば当時の駅舎のまま。

img_8602

img_8601
(駅舎の写真すべては、香春町 まちづくり課 坪根さん撮影。上手!!!!)

今回のミッションは、この駅舎を大正時代のデザインに復活すること、
香春町のみなさんを始め、町外から訪れて下さった方が集える交流スペース、地域おこし協力隊のオフィス、
そして空き家バンクの窓口とすること。

利用方方法の芯は、この4つとなりますが、『どうやって交流するの?』『集って頂くためには?』
『この駅は今はどんなひとが利用しているの?』『香春町の魅力は?その伝え方は?』『発信のやり方は?』

などなど、いつもの設計と同じように、まずは5回のディスカッションを行い『コンセプト』を決めました。

img_5643

img_5644

img_5645

ディスカッションに参加をして下さったのは、まちづくり課さん、水道課さん(建築課を兼ねていらっしゃいます)、
教育委員会さん、副区長さん、地域おこし協力隊員、総勢12人。

みんな平等。想い想いの意見を交換。

これが本当に楽しくて、毎回毎回、どんどん意見が出て来る。

香春町出身でないわたしにとって、『へえーーーー!!!』の連続で、みなさんのおかげで、
すっかり香春町ファンになりました。

お役場近くには、わたしが『ラピュタ』と呼んでいる、こんな格好良い場所があります。

img_5641

このディスカッションの時間は、どのプロジェクトでも、とても大切なんです。
沢山の意見交換をし、最後に全員が同じ到達点を心から納得し、ワクワクして向かう。

この想いは、プロジェクトを後押ししてくれて、なんだか、みなさんに守られてる気持ちになる。

現在待合室は、こんな感じ。

こちらの空間は、ほぼ触りませんが、もっともっとお日様が入る駅舎にしたいので、窓は全部開放します。
当時の窓の写真を探して探して、主人が見つけてくれたので、復元可能!

img_8640

img_8642

天井には、当時ついていたであろうシャンデリアを。すでに見つけています。

img_8645

そして、昔は駅長室だった空間は、全面リノベーション。みんなで決めたコンセプトと要素が入ります。
今は、こんな感じ。天井は、当時の名残が、ほんのり。

img_8611

img_8630

基本計画という、間取りやデザインの方向性を決める時間は、まちづくり課さんと地域おこし協力隊員と、
4回のディスカッションを行い、決定に向かいました。

リノベーション空間は、採銅所駅舎でしか出来ないデザインとします。
この駅舎が持つ歴史、それを芯にデザインを組み立てます。そして大正時代『風』には致しません。

この場所で、ハツラツと香春町のためにお仕事して頂くために、彼等の意見は必須。
こちらが、香春町地域おこし協力隊員です。三人三様の元気な男性たちです。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-05-13-01-50
(写真は、香春町地域おこし協力隊facebookプロフィール写真より)

左は、17歳からアメリカ在住歴10年、もちろん英語堪能、日本語より英語が得意な濱田くん。
先日、『ミヤギさん、ストレスって日本語で何でしたっけ?』と聞かれました。ストレスは、ストレスです。(笑)
主に、イベントの記録撮影や広報誌の撮影、構成をするポジションです。

中央は、大阪出身、優しい関西弁がホッとする村井くん。
彼とは、すでにプライベートでもご一緒しており、わたしのダメダメぶりを笑ってくれるので、
20歳も年下だけど、甘えています。主に、地域のみなさんとの交流をするポジションです。

右は、これまた、メキシコ在住歴を持つ、10日後に宅建の試験を控えている手島くん。
ポジションは空き家バンクの紹介。今、お家の構造や耐久性や復旧性や、とにかくお家に興味があって、
逢うと質問沢山です。やる気満々、でも奥さんに弱い。(←別に関係ない。笑)

来年3月には、彼等が、現在塞いでいるこの窓から、ハツラツとした仲良しパワーを出します。

img_8635

この場所あたりで、休憩をしながら、地域のみなさんとお話をしているかもしれません。

img_8634

香春町さんとの出逢いは、上毛町在住の西塔くんから。
こうげのシゴト巣狩谷グリーンツーリズムの講師に伺ったご縁から、ミラノシカの工事サポートに続き、
昨年末、今回のプロジェクトの相談をしてくれたのが始まり。

11169792_10204112214031927_6637078541523730118_n
(西塔くんのfacebookから。
どなたの撮影が分からず掲載させて頂いて失礼しておりますが、一番彼らしい一枚だったので。)

その後、まちづくり課の坪根さんと、何度もやり取りをさせて頂き、
同じく、まちづくり課の田中さんには、書類等、何度も何度も細かいサポートをして頂き、

今があります。

おふたりの写真がないのが残念! 次回、撮影だなぁー。

先日、主人が講師を務めさせて頂きました香春町DIY講座のオープンハウスで、始めて町長さんにもお逢いしました。
とてもチャーミングな方で、益々、今プロジェクトが楽しみになって来ました。

現在、第一期工事実施設計中。11月中旬には着工の予定です。
こちらは、水道課の松本さん、古賀さんに、色々と教えて頂きながら、進めています。

最後に、香春町では、日々様々なイベントやトライが開催されています。みなさん是非ご注目を。
もう締め切ってしまったかな?トライアルステイも募集中です。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-05-13-05-28

竣工は、来春。
ちょくちょく、進捗状況をお知らせさせて頂きます。


上毛町 約200年の古民家 川上邸様リノベーション.

7月 9, 2016 Category 19 日々のいろんな時間.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

IMG_5862

今回のプロジェクトのオーナーさんの川上さんとの出逢いは、約 6年前。

福岡県最東端の町、上毛町(こうげまち)での、
こうげのシゴト』という厚生労働省雇用促進事業に講師として呼んで頂いたのがきっかけ。

わたしの担当は、川上さんちがある、12世帯の集落 有田地区、通称『巣狩谷』で、
5世帯が農家民泊の行うための内容や許可の申請等をサポートさせて頂くお役目。

img_8341-500x373

_1000148-500x281

見事、5世帯のみなさんは2013年に開業、その後も人口8,000人の町の谷の集落には、
全国からも、海外からも、ゲストがやって来ている。

ある世帯は1年間に100人の来訪者となったらしい。

夏休みに最適な場所なので、みなさん是非ご予約を。色んな体験ができます。

学生さんが教育プログラムとして造った、田舎暮らし研究サロン ミラノシカには、
年間1,200人の来訪者。6月号のソコトコの表紙も飾ってる。

201606_header

その功績は、農家民泊を開業したみなさんだけではなく、集落のみなさんの人柄の賜物。

そして今回のプロジェクト、川上さんご夫妻も農家民泊を開業なさった1組。

ご自宅は、メンテナンスが行き届いた素敵なログハウスで、広いウッドデッキからは、
このブログ最初の写真の景色が見渡せる。

奥様は、本当に!本当に!お料理上手で、しかも魔法使い並みに早い!
『お昼食べてく?』の有り難いお言葉に、もちろん即答のわたし。

現場から、トコトコ景色を見ながら降りて行くと、もう数品出来上がってる。

この日は旬のとうもろこしご飯。道中、『とうもろこしの季節だね〜、食べたいなー。』と
呟いてたことが、すぐに現実になるのが、巣狩谷。

IMG_5874

そして、谷までの道は1本で、その入り口にある、川上さんち。
『○○くんが上がって来たねー。』『おーーーい!お昼ごはん食べに来るかい?』

で、こうなっちゃうのである。

IMG_5877

IMG_5880

前振りが長くなりましたが、その川上さんの同じ巣狩谷にある、ずっと空き家だったご実家を
リノベーションして、賃貸としてお貸ししたい。

そのお気持ちに、光栄なことに、白羽の矢を当てて下さったのだ。

IMG_4850

IMG_4854

様々なお打合せを重ね、現場は7月初旬からスタートしている。

まずは、真ん中に落ち込んだお家を専門業者さんによる家起こしから。
お家が左側に傾いているのが分かりますか?

P1010836

熊本の地震で大忙しの中、家起こしやさんがやって来てくれて、慎重に進めます。

P1010838

P1010858

P1010853

地域おこし協力隊の若岡くん。元 新聞記者だからでしょうか。
撮影の仕方、ギリギリまで迫ります。

P1010867

IMG_5980

家起こし、まさかの人力でした。日本の伝統技術って凄いわー。

P1010866

屋根裏を突き上げ過ぎない範囲で止めて、
現在は灼熱の中、大工さんたちが毎日お家と向き合ってくれています。

オーナーさんの川上さんも『自分に出来ることは自分で!』と、
作業着に着替えて、職人さんたちより早く現場へ行って、頑張って下さっています。

このプロジェクトを無事に終え、最後の目標、上毛町が、巣狩谷が大好きな方が、
お住まいになって下さること、

それがわたしがこの地区のみなさんに頂いた沢山の愛に
恩返し出来るひとつと思い、毎日は現場へは行けないスケジュールですが、
心はしっかり現場にいつも向かっています。



| Old Entries >

Copyright © miyagimasako All Rights Reserved.