2017.06.14 Category 19 日々のいろんな時間.
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初のイタリア。初のミラノ。
行ったことのある友人たちに『ミラノの天神ってどの辺り?』からの質問から始まった初心者。
なぁーーんとなく地理を覚えたものの、市内到着は21:00を超えるため、直感的な治安も分からない身、
初日は、安全重視ということで、ミラノ中央駅から徒歩5分、外資系のホテルを予約しました。
すると、観光客のみなさんが笑いながら撮影をしていた、こんなに光り輝く、高層ホテルでした。
ミラノ到着は日曜日。欧州は、どこも日曜日はお店がCLOSEなので、晩ご飯に有り付けるのか、と思いきや、
お部屋から見えたお隣のトラットリアが、21:00過ぎても並んでいるし、何やら良いお店の予感がするので、
急いで支度。店内は50席くらいはあるだろうか。地下も含めて満席。美味しいに決まってる!!!!
そして、初パスタ。本場でパスタ。それだけで感動。
このホテルを選んだ理由は、もうひとつあり、最上階のテラスからミラノ市内が一望出来るので、
次の朝、ここから、地理を把握しようと。(主人が。わたしは方向音痴)
・・・・・ミラノと都会でした。Parisとは全然違う雰囲気。
街には、トラムも走っています。
アパルトマンの15:00のチェックインまで時間があるので、携帯のシムやメトロの回数券的な切符を購入したり、
明日からの忙しさを考え、ひとまず、ドォウーモ見物とミラノ風カツレツだけは食べておこうと、お出かけ。
地下鉄で行きます。ミラノの地下鉄は綺麗!メトロの回数券は主要な駅のキオスクみたいなところでも買えます。
レジの方に直接『この回数券が欲しい。』と伝え、購入。
主要駅は券売機に沢山並んでいるので、こっちが早い。10枚綴りは『Carnet 10 corse Per favore.』と言えばOK。
ほぉーーーと、外観だけを見て、気持ちはミラノ風カツレツ。
1933年創業の老舗、Trattoria Milanese(トラットリア、ミラネーゼ)へ。いい感じの路地を入って行きます。
あっちこっちに自由に動いているように見えますが、この道は安全な地域か、事前に確かめて行きます。
そして実際にその路地の角に立ったときに感じる直感で、道を変えたりすることもあります。
それでも、どうしても通らないといけない場合は、日本語を話さない、
地元のひとの空気感を出来るだけ醸し出します。日本と海外は違う、まずその強い意識はとても大切です。
現れました、Trattoria Milanese。
入り口で、『ミラノ風カツレツをお願いします。』イタリア語『Cotoletta alla Milanese Per favore.』を復習。
イタリア語は文字のまま読み。『コットレッタ アッレ ミラネーゼ ペル ファヴォーレ』フランス語に比べて簡単。
きちんと通じて、給仕さんたちの所作が格好良くて見とれていましたら、あっと言う間に出て来ました。
大満足のお味でした。大満足の空気感でした。老舗の迫力、素晴らしかったー。
まだまだ色々と食べたかったけど、本場のミラノ風カツレツは、とても大きく、一皿でお腹いっぱい。
そしていよいよ、アパルトマンの契約へ向かいます。ドォウーモ近くのメトロでミラノ中央駅まで。
無事に契約を済ませ、メトロでアパルトマンまで。ミラノの地下鉄はとにかく広い。
改札から出口まで10分くらい歩く駅も。しかも、ほとんどエスカレーター、エレベーターなしです。
トランクを、よいしょ、よいしょ、と、階段であげて。
駅から徒歩5分、雑誌INTERNIのshopの上、とても安全な空気感がします。よし!!!
ミラノサローネ時期は、ミラノ中のホテル、アパルトマンの価格が5倍に上がると聞き(本当だった!)
しかも早めに予約しないと空いていないと聞き(これも本当だった!)
お正月明けに、お仕事はひとまず置いといて、三日間、とにかく探しました。
列車で1時間くらい離れるとお安いとも聞いたけど、開催の5日間、全部はとてもではないけど観れない量と、
聞いていたので、『何のために行くのか?』を軸に考えると、中心部でないと意味がない。
そして、探し当てたアパルトマン。約30平米ですが十分。セレクトのポイントはいつも清潔+キッチンが広い。
普段でも外食をあまりしないので、海外では、お料理が出来るアパルトマンを選びます。海外は特に健康第一。
アパルトマンはホテルに比べて安価ですが、語学が出来ないと難しいと思います。
予約から契約までのやり取りは、英語やその国の言葉になります。
また、鍵が開きにくいことも多く(多分、合鍵の技術がまだまだのため)家電の説明はすべて外国語です。
失敗しても、うまくいかなくても、笑える性格のひとに向いています。ホテルは何でもして頂ける良さがあります!
さてさて、まずはスーパーマーケットに買い出し。近くを探索。
お向かいは、まさかのインテリアshop、世界のKartell。先程まで窓を塞いでご準備中でしたが、
全貌が見え始めました。今年は創業100周年ということで、どんなexhibtionになるのか楽しみです。
街中が、サローネ会場となるミラノ市内。ミラノ市もサポートしている様で、メトロでもバンバンCMが流れる。
明日の開催OPENに向けて、フラッグもスタンバイOK。
4月初旬なのに、ミラノは24℃の夏日。
しかも、夫婦揃って、強い晴れ男晴れ女であるため、開催中は雨は見込めない。(降らなくて良いけど!)
(余談ですが、一昨年、行くところ、行くところ、晴れてくれて、約1ヶ月半、雨を見ませんでした。)
夏時間で20:00頃までは明るい=日差しがある。体力勝負となる、今回のサローネ視察。いざ!