DesignBuildFUKUOKA 2nd at 上毛町.
1月 28, 2014 Category 19 日々のいろんな時間.
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厚生労働省 雇用創出プロジェクト こうげのシゴトの講師としてご依頼頂いた巣狩谷グリツリ。
約2年間、上毛町通いをさせて頂いています。最近わたしは上毛町出身という噂が・・・・・。
その上毛町巣狩谷で12月初旬より、
福岡R不動産さん主催のDesignBuildFUKUOKA 2ndプロジェクトが行われています。
DesignBuildFUKUOKAとは???詳しくはこちらをどうぞ。→ ●●●
上毛町では、築100年の古民家をリノベーションし、
町のコワーキングスペース兼交流スペースにコンバージョンしています。
公募で集まった建築学科の学生さんを中心に建築家や職人さんのサポートのもと、
学生さんが設計から施工までを実践を通して学べる教育プログラムです。
わたしは学生さんのサポートとしてお声掛け頂いて、大きくはご協力出来ていませんが、
出来る範囲でサポートさせて頂いています。大好きな上毛町のために。
8人の参加者さんをサポートする建築家が2人ずつ担当することになり、
わたしは、唯一の建築学科ではない北九州市立大学 地域創生学群の大田さんと菊田くんを。
唯一建築学部卒業ではないわたしだからこそ、伝えれる何かがある気がして。
そして、その建築がまったく分からない大田さんがプロジェクトリーダーになったから、
さぁ大変!彼女はただいま大奮闘中です。
わたしが大田さんにサポートしていることは、
建築というよりプロジェクトリーダーとして必要なコト。
菊田くんにサポートしていることは、企画の内容と伝える方法。
『自分が一番出来ないのに、みんなに指示をするなんて申し訳なくて。』と大田さん。
若きわたしも感じてたことです。
しかし、この先、施工でお世話になる上毛町のみなさん、上毛町役場のみなさん、
R不動産さん、このプロジェクトに関わって下さるたくさんのひとのために、
不得意でも色んな感情があっても、リーダーとしてやらないといけないコトを伝えました。
その後の彼女の切り替えはすごく、今、来月初旬から1ヶ月の合宿で始まる施工に向けて、
学生さんみんなの協力を頂いて、走り抜けています。すごい感情の中に居るでしょうね。
頑張りは彼女だけではありません。
スケールを見て『コレどうやって使うんですか?』と言ってた菊田くんも
壮大な資料をつくってて、わたしをビックリさせてくれたり、
(磨く要素はまだまだございますが。)
別の建築家さんの担当の学生のみなさんも、本当によく頑張っています。
facebookでの意見交換は日に日に熱を増しています。スゴイ勢いだなぁーと感心。
スカイプ会議も行われているようで、上毛町を愛するモノとして本当に有り難く思います。
一番最初の現地調査のときに来て下さった町長さんも、そう思っていらっしゃるのでは?
学生さんたちのためのミーティングでは、実はわたしの方がお勉強になっています。
普段、同業のみなさんとお逢いする機会があまりないので、色んな考えを聞けて、
なるほどーーー!と思ったり、初心に戻ったり。みんな素敵な建築家さんばかり。
こちらは、ついつい、建具のデザインを書いちゃってる建築家のみなさんです。
わたしは見つめるだけ。ちょと偉そうですね。(笑)
今プロジェクトは施工前の準備の追い込み。3月下旬には上毛町に新しい『場』が出来ます。
そこから、また新しい何かが始まって行くことと思います。
施工には上毛町のみなさんが、サポートをして下さいます。
みなさまどうぞよろしくお願い致します。
●プロジェクトのブログはこちらへ。町長プレゼンの前日のお話など臨場感溢れています。
DesignBuildFUKUOKA BLOG.