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夢というものは、突然叶うもの、ということを知りました。

長年、長年、言い続けて来ました。『わたしは保育園の設計がしたい！！！』
機会があれば、誰かに言っていました。このときもそうでした。

今、佐伯の田んぼのど真ん中に、1軒の喫茶店を着工中なのですが、設計お打ち合わせの日、
街の保育園を見て、オーナーの内田さんに『わたし、いつか保育園を設計したいんです。』

その3日後、一本のメールを頂きました。

そのメールには
『保育園の設計のご相談をしたいのですがご連絡を頂けますか？』と書いていました。

二度見しました。あと3日後に、こどもcafe at オランダ開催のため渡欧という時期でした。

2週間も日本を離れるので、その前に打ち合わせを、たんまり入れていて、
ご連絡出来るタイミングは、このみ園さんとのお打ち合わせの合間だけ。

そこで、このみ園さんにお願い。保育園の設計したーーーーい！という、
わたしの気持ちをご存知だった、許斐さん。

『こどもcafe前に、そんな目出たいことはございません！是非ご連絡してください。』

と快諾下さり、

メールを下さった、大野城市白木原のはなだ歯科クリニックの花田院長にお電話。
内容をお聞きして、帰国後、お逢いするお約束をしました。

そのお電話を切った瞬間、嘘のように花火があがりました。
知らなかったのですが、この日は、柳川の小さなお祭りがあってたそう。

なんという、サプライズ！

そして、歯科医である、はなだ先生が何故、事業内保育園を開設したいのか、
はなだ先生の積み重ねて来た時間、出逢って来たこどもたち、沢山のことをお聞きしました。

そのはなだ先生の想いをカタチと空気感をつくらせて頂きたい！と心から思い、

『わたし、保育園を設計するのが夢だったんです！！！！』と、絶対わたしがする！！！的な
勢いで先生に色んなことを話したことだと思います。わたしのことだから。（笑）

そして出来上がったのが、こちらのキッズガーデン ル・タンデ保育園です。

KIds Gardenなので、室内に小さなお庭もつくりました。砂場もあります。
もちろん、こどもたちに安全な砂場です。

はい、ル・タンデを逆さに読んで頂いたら、『デンタル』です。
このナイスなネーミングは、はなだ先生のアイディア。フランス語の様！

こどもたちが、心地よいように、こどもたちが、安心するように、
ひとつずつ空気感をつくって行きました。空間とは、箱の部分だけでは空気感は醸し出せず、

そこに置く、家具や小物、カーテンなど、ひとつひとつの可憐さや楽しさが一体化したときに、
ひとつの真ん丸の空気感が生まれるとわたしは思っています。

なので、フックやクッション、スツール、ラグ、コップなども、セレクトをさせて頂きました。

クッションは、by tricoよりドナ・ウィルソンdesignの丸太に見えるログ クッション、
スツールは象、ラグはサイの模様です。

鳥も居たりします。

レセプションのペンダントは、今や日本で入手出来ないオランダDroog designのソフトランプ。
オランダに行ったときに買って来ました。
こどもたちにDroogのように、自由な発想を持って欲しいという願いを込めて。

 

授乳コーナーのペンダントは、またまたby tricoさんより、カギ針編みランプシェード。

モビールも、出来るだけ、みなさんのお家にないもの、その方が楽しいから！と探しました。

ベビーベットは、スウェーデン デザイン。

この色々は、わたしだけの力ではありません。

お忙しい中、一緒に検討して下さり、発注をして下さった、
はなだ先生の奥様のお力があってこそ。

可憐な女性なのに、いつの間にかすべてを終えてくれる敏腕さ。
お心遣いも本当にお勉強させて頂くことも多く、すごい方だぁーーーと大好きになりました。

外観工事は、まだ少し残っていますが、リーフレット用の撮影は終了☆
nico baby & kidsさんのリーフレットを見て『この方たちにお願いしたいなぁ』との
はなだ先生から嬉しいお話を頂き、

こどもcafeメンバーのグラフィックぶんちゃん、カメラマンの淳ちゃん出動です。
さすが、こどもcafe 7年のコンビネーション。

キッズガーデン ル・タンデ保育園は、JR大野城駅前にあります。
お隣は、はなだ歯科クリニックさんです。ママが治療中、お預けすることが出来ます。

はなだ先生が保育園をつくった理由は、矯正をしなくて良いこどもたちを増やしてあげたいと
いう想いからです。多くのひとが、はなだ先生の技術と知識を知り、クリニックにやって来ます。

患者さんと毎日向き合いながら、どの時期にどんな矯正をすることが、
みなさんのストレスにならないか、ずっと、考え続けたそうです。

結果、食べ方、座り方、抱き方、寝せ方、立ち方、
それが正しければ、矯正をする必要がなくなると思い、その方法をお伝えしたくて、
保育園を開設なさいました。

6月7日（日）10:00〜17:00 キッズガーデン ル・タンデ保育園にて、
見学、説明会がございます。

大野城市の方はもちろん、沢山の街のみなさま、是非行ってみてください。

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○キッズガーデン ル・タンデ保育園
福岡県大野城市白木原１丁目１７−４ サンリヤン大野城駅4番館 1F
TEL 092-915-4180
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淳ちゃんの素敵写真は、外観工事がすべて終了した後、こちらでまたご紹介させて頂きます。

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香椎の二世帯住宅、倉元邸さま、無事に2月末、竣工を致しました。
今回も本当に楽しい、楽しいお仕事でした。

お父さま、お母さまには、年齢が上がってこその、粋な美しい生き方を教えて頂きました。
本当に格好よいご夫妻なのです！

お父さまはイタリア人みたいだし、お母さまはセンス抜群、お洋服を真似して一緒にお買い物に
付き合って頂き、お見立てをして頂いたほど。

息子さんのノリさんには、いつもいつもあたたかく接して頂き、
沢山のお酒もかわさせて頂きました。

お嫁さんのゆきさんには、敏腕の秘書の様でした。
お忙しい倉元のみなさま。お打ち合わせに全員お集りが難しいとき、
的確に、ベストタイミングでみなさまにわたしのご提案をお伝え下さりました。

年下のゆきさんですが、すっごく頼りになって、
わたしは安心してお仕事を進めさせて頂きました。

そんな倉元邸さまの竣工の日。
とっても嬉しい気持ちと同じくらい、とっても寂しく思いました。

また逢えるけど、お打ち合わせが終わった今、そんなに逢えなくなるから。

けれども、けれども、ちょくちょく遊びに行かせて頂くつもりです。

こちらは、そんな倉元邸さまの夜のシーンです。

2階の窓より。夕陽が『お疲れさん！』と言ってくれてるようでした。
息子さんたちへ。ここから大好きな列車を沢山見てね。

外観の写真は、植栽が育つ頃にまた。

キッチンは、友人の大分Linewoodさんと初コラボ。mieleやAEGの機器を入れて頂きました。

さすがの腕前！

しかも『調理器具のことは任せて！世界中の器具を見てるし、使ってる！』と言う、
Linewood 代表取締役のまちこちゃん。

忙しいママに最適なお鍋やフライパン、スポンジに至るまで、むちゃくちゃ詳しいです。

ゆきさん、ピンとこられたモノを揃えていらっしゃいました。

Linewoodさんは、mieleの正規代理店。mieleとは長年の付き合い故に、知らないことはナシ。

そして、時は変わって、GW。

わたしと同じくらい、倉元邸さまの竣工を、心待ちにして下さった方がいらっしゃいました。
1年半前、竣工をした、千鳥のお家の徳永邸さま。

『行きたいでーーす！！！』アピールをご夫婦で倉元さまに、沢山（笑）して下さって、
お施主さんに囲まれて、お仕事させて頂いたお家で宴。しかもGW、お休み！

人生最高の宴でした。

こどもたちも一緒に、ワイワイワイワイ。
お外で遊んだり、2階で遊んだり。大人たちは、その間、食べる！呑む！

いつの間にか仲良しの奥様たち。千鳥のお家の美紀さんは、ゆきさんを姉のように慕う仲。

お忙しい中、お料理をご用意下さった、倉元邸のみなさま、本当にありがとうございました。
徳永邸のみなさま、巨大シャンパン、ありがとうございました。

建築士として、こんな光栄で幸福なことがあるでしょうか。

知り合いではなかった2つのご家族が、仲良くなって下さり、宴まで。

また、頑張ろう、そんな気持ちになりました。

しかしながら、徳永さん、改装はまだ早いです！
お家づくりが大好きなご夫妻故に、『うちも改装したくなりました！』と。1年半ですから。笑