星野村のかぁちゃん父ちゃん、頑張ってます.

2011.12.02 Category 12九州ちくご元気計画 星野村 後藤さん農家民泊.

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なんと2011年、商品ではなくプロジェクトでグッドデザイン賞を受賞した、
九州ちくご元気計画さんの研究会のひとつで、わたしが受け持たせて頂いてる、
星野村民泊、後藤さんち。

民泊実現に向けて、一歩ずつ進んでいます。

一昨日の研究会では、お決まり、かぁちゃんのお持てなしを頂いて、
(この日はかぁちゃん手作り甘酒!)65歳のかぁちゃんに、事業計画書作成の授業?(笑)

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『難しいことは、しきらんですよー。』と言われたのですが、

先日の九州ちくごげんき計画さんの講師ミーティングで、
福岡で活躍をなさるいろんなジャンルのみなさんに、

『後藤さんところ楽しみにしてますよ!』とエールを頂きましたよ!とお伝えしたら、

かぁちゃん、満面の笑み。
『ほんなこっね?!!!』(通訳 本当ですか?!!!)

『そりゃ、頑張らんといかん。』と、老眼鏡をかけて、一字一句、手書きで、
一生懸命書いて下さってました。

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65歳にして、始めての事業計画書の作成です。

『おかぁさん、あのね、この事業計画書は、おかぁさん、おとうさんのこころの中の想いを
綴るお手紙みたいなもの。ここにコレがいる!その想いを綴ろう。頑張ろ。』

その言葉に一生懸命答えてくれました。『漢字が出てこん〜〜』っておっしゃいながら。笑

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70歳の父ちゃんは、次の研究会で、始めてのブログレッスンを受けます。

『パソコンやら、しきらんよ。』と、頑なだった、父ちゃん。
そりゃそうです。父ちゃんたちの時代には、んなもん、なかった。

わたしが30年後、30年前に考えもしなかったことを、今の時代に必要だから!と、
言われても、そんな簡単に向かっていける訳がない。

例えば・・・・・30年後、

『今の日本は車なんてナンセンス、全部一輪車ですよ!』とか言われて、

わたしが70歳で、相当転けながら、立ち直りながら、
一輪車を練習するみたいなもの、かな。ちょっと違うか・・・な。

たとえが、発想が陳腐過ぎて、いかがと思うけど、だけど、こういう感じじゃない?
1969年生まれのわたしでも、『携帯』とか存在するなんて、30年前から言ったら宇宙レベル・・・・。

ブログなんて・・・簡単には・・・・
そういう言葉を他のお仕事でも、良く聞くので、考えてみた。

どんなブログなら、扉を開けてくれるのかな。

考えて考えて、そして、見つけた『こんな感じでは?』というのに、
父ちゃんが『これなら出来るかもしれん・・・。』と言ってくれたので、

推進委員の馬場くんに相談。『ブログレッスンで講師さんを呼べる?』

九州ちくご元気計画さんには、本当にたくさんのジャンルの一線の方がいらっしゃっていて、
研究会の方の熱意、そして、意志がはっきりしていたら、事務局に申請をして、
その必要性を認めて頂けたら、わたしだけではなく同時に色んな講師さんに入って頂ける。

くれぐれもだけけど、その必要性が、『今』だったら。

『とりあえず』は無理。

だって、わたしたち講師の報酬は、みなさまが頑張って頑張ってお仕事、やりくりしている税金から
厚生労働省発信でお支払い頂いてるんだから。

今、九州ちくご元気計画さんには83種類の研究会さんが所属をしているらしい。
推進委員のみなさんはひとりで何個も何十個も掛け持ちをして、
ちくごで頑張っていらっしゃるみなさんのために動いている。

だからこそ、講師陣である、多くのプロデューサー、設計士、プロダクトデザイナー、
web、グラフィック、ロゴデザイナー、料理家、コンサルタントを始め、

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出口となる、バイヤーさんや広告、行政さんなどのお付合いをみんなが持ってる。

父ちゃんのブログ講師も、すぐに適任の、
たまたまだけど、父ちゃんのお家から近いwebデザイナーさんに
馬場くんがすぐにお話をしてくれて、先日の研究会の後、お逢いしました。

かぁちゃん、父ちゃんの、お人柄。
どうして、『今』民泊を考えているのか。

どこに向かって行こうとしているのか。

かぁちゃんに書いてもらった、コンセプト。

『ここだけ読んで。すべてが分かるから!』と、
わたしたちの研究会の新鋭、柴尾氏にお伝えしました。

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こころにヒットした様子の柴尾氏。それがすべてです。

『プロとして、参加したい!』

そんな気持ちが、伝わって来ました。かぁちゃん父ちゃんのこころが伝わった瞬間です☆

わたしたちみんなひとで成り立っていて、ひとからお金を頂きます。
お金からひとを頂くことはありません。こころの振動がお金だから。

要は、先週末、20年近いお付き合いの絶賛の子育て中の友人が、

『泊りにおいでーーー。』と、日々の忙しい中、時間を工面してくれて、
チーズフォンデュを用意してくれてる横で、

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ご主人は爆睡。 その想いに気付くか。

次の日に連れていてくれた、牡蠣小屋で、

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ワイワイがやがや、美味しいーーーーの連続の中、満員御礼、

二時間待ってると、いつの間にか、お空がすごい綺麗で、写真撮りたい〜〜〜〜と、お外に出て、

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その遥か向こうで、わたしたちの幸せな時間のために、黙々と牡蠣を網(?かな)から、
一つずつ外して下さっているひとたちに気付くかってお話だと思うのです。

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おっちゃんたち、格好良かったなぁ。

このひとたちのウラカタがあってこその、わたしたちの幸せがあるんだなぁって思ったなぁ。

『そんなん、お仕事やけん。』 その気持ちだけでは、寂し過ぎると、わたしは思います♪

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そうそう、民泊の後藤さんが代表をなさってるんけど、
八女のおばちゃんたちが、立ち上げて、
みんなでみんなで頑張ったらしい九州ちくごんき計画さんの研究会、『ほしのほしやさい』が、

なんと、なんと!!!!!2011年、福岡産業デザイン賞の優秀賞になりました。
155項目出ていた中で、2位です。 すっごーーーーい。すっごーーーーい。

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後藤かぁちゃん、泣いてましたよ。

お店を持ってる訳でもなく、
なぁーーんも出来ん、分からん、八女のおばちゃんたちが、
あーーーじゃない、こーーーじゃない、繰り返し。そして『2位!!!!???』

走馬灯の様に、全部が流されて行く〜〜〜〜って。

さてさて、明日も、光栄にもお仕事いっぱい。

たくさんのひとに支えてもらって、明日もあります☆


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