2012.03.05 Category 19 日々のいろんな時間.
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おかえしごはんとは、福岡で活躍する料理家さんたちが東日本大震災の次の月の4月から、
1年間、次の主旨のもと、時間を重ねて来られた料理教室です。
多くの知り合いの料理家さんが参加をしていて、行ってみたい、行ってみたいと思いながら、
なかなかタイミングを合わせることが出来ず、最終回の先日のおかえしごはんに、
ようやく行くことが出来ました。
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<発起人の井口和泉さんが書いたおかえしごはんからの手紙>
震災から数日、信じられない光景をニュースで目にするたびに、
遠い場所にいるわたしができること、そして、できないことをずっと考えていました。
大きな規模の援助はできません。専門家に任せます。それ以外にできることは、寄付でした。
そして、料理をすることだと思ったのです。
日々のことを通して、復興のために何かできることを続けたい。
祈る気持ちを、ささやかでも行動にしていきたい。そんな想いから、この活動は始まりました。
「3.11charity kitchen おかえしごはん」では、
福岡で活躍するフードコーディネイターや料理家たちにとともに、
ごちそうイベントを開催します。収益金の中から最低限の経費を除いたものを、
震災復興のため募金させて頂きます。誰かと一緒に温かいお茶を飲んだり、
食卓を囲んで穏やかな時間を過ごす、そんな時間が一日でも早く訪れることを祈って。
わたしたちが、がんばります。
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発起したスピード、そしてみなさんお忙しいのに1年間持続なさった志の強さ。
素晴らしいと思います。
最終回の先生は、15年近くのお知り合いのオールフーズ李奈美 女史。相変わらずおキレイです。
場所は、ずっと行ってみたかった、ゴトウタカコせんせいのベジキッチン。
今回のタイトルは、春の美味しい、美しい食卓。内容は・・・・
・春の苦味野菜を盛り込んだチョンゴル(韓国風すき焼き)と粟(あわ)ご飯と海苔スープ
・春ナムル2種 – グリーンアスパラガスとトマトのナムル – カリフラワー でした。
李さんとは長いお付き合いですが、飲みの場でお逢いすることがほとんどなので、
わたしがお料理をするとは想像がつかなかったのか、人参を切れただけで、褒められました。
15人くらいの方がいらっしゃてたのでしょうか。
ほとんど始めましてのみなさんとワイワイとみんなで囲むお料理をつくっていく時間は、
とても新鮮で楽しかったです。
こちらの海苔のスープも、とっても簡単で美味しかった〜〜〜。
ご用意下さった食材は、すべてみんなで平らげて、最後はチョンゴルの中にご飯を入れて、
こんなのが出来ました。
『みなさーーん、取りに来て下さい〜。』の李先生の掛け声、お鍋を囲むみなさん。
わたしはこういう時、みなさんが取り終わった後、最後に行くタイプで、
この日もひとり席に座っていましたら、お隣の女性がわたしの分まで取って来て下さいました。
ありがとうございます!
始めましての方にもお世話をしてもらう、わたし。
わたしを取り囲んで下さるみなさま全員、いつも本当にありがとうございます♪