花かご 筑後店さま グラフィックも疾走中♪

2009.12.28 Category 07花かごさんが出来るまで.

今回の、花かご 筑後店さま 新築工事。

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建築デザイン以外にも、
プロデュースもご依頼頂いて、

さてさて、様々な部門、どう致しましょう・・・と思っていたとき、
大分こどもcafeの打ち上げのため、大分へ行く日、

わたしのHPこどもcafeのHPを動かして下さっている、
8colors projectのゆりちゃんが、

花かごさんのお近くに住んでいるので、
打合せが終わる頃、迎えに来て頂いたところ、

花かごさんが、ゆりちゃんの瞳に、一目惚れしてしまいまして(笑)
グラフィックはゆりちゃんに決定♪♪♪

が、しかし、彼女は、チラシのお仕事はやったことがない。
しかも今回は、筑後一円、1万5千部の全新聞の朝刊に入る。

しかも、しかも、花かごさんの、おはからいで、
チラシに、宮城雅子建築設計事務所、建設会社さんの名前も入る。
プラス、花かごさんの、あったかい、おはからいで、
『何かのきっかけになって頂けたら。』と、ゆりちゃんの名前も入る。

26歳。
すごいプレッシャー。

今までのわたしなら、
一緒に打合せや撮影に立ち会ってしまうのだけど(好きなのですよ〜〜そういう現場が♪)

今、そのお時間がないのと、
花かごさんのプロジェクトで、本当のプロデューサーになろう!と決めたので、
ゆりちゃんに一任。

縁の下の力に(なっているか、どうかは別として 笑)徹してます♪

彼女には、花かごさんの、人となり。歴史。
奥様のこと、スタッフさんのこと。お花のこと。

わたしが、吸収したすべてを、ゆりちゃんに、時間をかけてお伝えして、
あとは、メールでやり取り。

後で聞いたお話。
彼女にとって、大先輩の同じくこどもcafeの誌面グラフィックを担当してくれた、
大谷ぶんちゃんに、

『ヒアリングに大事なことを教えて下さい!!!』とお電話があったそう。

彼女は、とても必死だったに、違いない。

その必死さの後、
チラシの裏面を、わたしのお誕生日に『見て下さい!』と、持って来てくれてて、

でも、『違う。』と思ったわたしは、

彼女の立場も考えずに、みんなの前で、ハッキリとゆりちゃんに伝えてしまった。
(わたしの、イカんところ。お酒の場でも、お仕事になると、スイッチが本気で入っちゃう。
周りも見えずに・・・・。反省。)

しかも、このパーティーには、
グラフィックやら雑誌の経験豊かな方たちが、いっぱい居て、
みんな、柔らかく伝えているけど、鋭い。
彼女は、泣きそうだったのではないかと思う。

が、そこで、諦めないのが、彼女であることを、わたしは知ってる。

余談な様で、余談ではないお話。

彼女に大切なチラシのお仕事をご依頼下さった、花かごさんは、
彼女にお願いをするにあたり、まだ経験が少ないことは、ご存知であったに違いない。

それでも、彼女にご依頼下さったのは、
花かごさんがいつもおっしゃってる、

『同じ筑後で頑張って若い方に場をお届けしたい。』という気持ちからでは
ないかな、と思っている。

たぶん、花かごさんも、わたしと同じ様に、
お若い頃、先輩たちから支えて頂き、教えて頂き、今に至るのだと思う。

先輩たちがおっしゃてったこと。
『自分たちにお礼はいいから、次の世代にお届けしなさい。^^』

現場に行く車中、
お誕生日の日のことをお話したら、

花かごさんが、ポツリ。
『プレッシャーは、良い事ですよ。』

わたし、『それでも、彼女はやり抜きますよ。』

二人で笑顔。^^

で、で、その彼女から、早速、次の日の夕方、訂正のdataが来た。

『やっていたら分からなくなって来て・・・。お忙しいところすみません、
 ちょっと・・・ご意見をお願いしたくて・・・・。』

との、とても恐縮したお電話と共に。

そして、そのdataが素晴らしかった。
わたしや、みんながお伝えしたことを、全部理解してくれてた。

『ゆりちゃん! いい!!!!!むっちゃいい!!!』の、言葉に、

『本当ですか!!!!』と、泣いてた。

涙が流れるということは、
プレッシャーに戦いながら、必死でやったことを意味すると、わたしは思います。

そのdataを元に、

今度は次の日、彼女は、始めてお逢いする、花かごさんのお知り合い、
写真家 タナカ写真スタジオの田中フトシさんと、
連携を取って、

花かごさんの伝えたいこと、わたしの伝えたいことを、
彼女が指揮を取って、表現していかないといけない場面。

この場面も始めてだから、とても緊張したであろう。

と、思いきや、

こちらの写真がメールでやって来ました。

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んでもって、こちらのふざけた(笑)お写真も、くっついてました。

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これが、彼女の最高の魅力です。
どんな時でも、笑いを忘れない。(笑)

わたしに提出→訂正→撮影→花かごさんとのお打合せとを、
4日間で、やり抜いてくれた彼女。

昨日の花かごさんとのお打合せの後、

『とても喜んで頂けました!事後報告ですみません!』と、
メールが来ました。

ぜんぜんOK♪
だって、ギリギリまで、頑張りたかったはず。

プロデューサーの第一歩。
伝えるべきことは伝え、仲間を信じること。

お任せした誰かが、一生懸命やって、

でも、うまく行かないなら、
そこから、乗り込んで(?笑)一緒に、造り上げたらいい。

随分前に、金八先生で言ってた。

『親という字は、木に、立って、見守る。と、書くんです〜〜〜。』

わたしの色々は、親には、バレバレだろう。
それでも、見守ってくれていることの感謝して、

たぶん、プロデューサーって親みたいなものかしら??と思ったので、
やってみました。

建築歴18年ですが、プロデューサー歴は、まだ浅く、
まだまだ模索中です♪

筑後一円のみなさま、
彼女の渾身のチラシ、楽しみにしてて下さい♪


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