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千鳥のお家オープンハウスとミヤギ事務所10周年.

10月 31, 2013 Category 11 千鳥のお家、徳永智宏邸さま新築工事.

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2013年10月14日。

千鳥のお家コト、徳永智宏邸さまのオープンハウスとミヤギ事務所10周年のお祝いを、
徳永さんファミリーの大きな愛のもと、たくさんのたくさんのひとと、行って頂きました。

この日のお料理は、奥さま美紀さんCOOKLUCK広沢京子ちゃんにお任せ。

おふたりとも、お打合せ、ご準備と大変だったと思います。ありがとうございます。

そして、美紀さんにも、お友達とたくさんお話をして頂きたくて、

大勢のゲストに対応出来て、いっぱい動いてくれてても、

わたしが気を遣わずに伸び伸びできるひと・・・と考え、白羽の矢を立てちゃって、
お願いしたら快諾してくれたイラストレーターのミネちゃん。

ミネちゃんにお願いするときに偶然居合わせてくれて巻き込まれてくれた、えっちゃん、
本当にありがとう。みんなのおかげで、キッチンほったらかしで幸せな時間を過ごせました。

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こちらが、美紀さん、京子ちゃんがご用意下ったお料理たちです。キラキラしてる。

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紙皿も、ちょっぴりこだわりましたよー。わたしも美紀さんも好きな色。

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13:00スタートには、続々とゲストさんたちが。

『始めまして』の徳永さん、美紀さんのお友達も、美紀さんのブログに出させて頂いてるので、
とっても温かく接して下さいました。

そのお気持ちに甘えて始めましてのみなさまに、
ミヤギ事務所の10周年もお祝いして頂くという・・・。わたしらしくて、すみません!

そして、みなさまありがとうございます。ご挨拶中のお施主さん徳永さん。緊張してます?

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乾杯に始まり、乾杯に終わる、さすがの徳永邸。宴が始まりました。

徳永さん、美紀さんのお友達のみなさま、

沢山の『おめでとうございます!』をありがとうございました。スゴく嬉しかったです。
やはり徳永さんたちのお友達も愉快なお仲間でした。またご一緒して下さいね。

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ココからは、あっという間の6時間。入れ替わり立ち替わり沢山のゲストが。感動の嵐です。

現、吉原住宅さんと(左の男性)元、吉原住宅さん(右側の男性)
偶然にも、現、吉原住宅さんの徳ちゃんはお友達のご主人。長いお付合いです。

元、吉原住宅さんのハートエステートの青柳さんはとてもお世話になっている方。
久しぶりに再会のご様子。そんなきっかけをお届け出来るコト、徳永さんたちらしい。

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あんちゃんが熱が出たから行けないかも、と朝メールをくれたのに、
『お祝い用意してますから!』と古賀まで来てくれたnicoの田代さんと写真家 加藤淳ちゃん

こどもcafeコンビです。ふたりとも『来れないかも〜〜〜。』と言ってたから、びっくり!
田代さん、サクラのように(笑)くまなく観て下さって絶賛してくれました。

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こちらは、同じ歳、いつも本当に美しくて励みになるマリコちゃん。
『今日、行けるようになったから住所を教えて!』と連絡をくれて、
格好いいアメ車でやって来てくれました。フラダンスの先生もしています。5年ぶりくらい。

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うきはから、お店があるのに、やって来てくれたcake.cafe.mielさん。
『お祝いです!』と持って来てくれて、みなさんに絶賛されてたタルトたち。

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徳永さん、美紀さんに『あの桃のタルト、すっごい美味い!食べてみて!』と、
おっしゃってくれたらしいけど、いちじくのタルトだったそうです。
徳永さーーーーーーん。(笑)<美紀さんのブログよりの情報。>

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そして申し訳ないので、焼き菓子セットを購入するから〜〜〜と言ったのに、
『お祝いですから!』と、このデザインさせて頂いたパッケージの焼き菓子まで。

お時間のご都合で、すぐに戻らないといけないみなさまにお配り出来ました。
ミエルさんのおかげだーーーー。お返しはクリスマスケーキの予約の目標達成サポート。
みなさま、ご協力をお願い致します。(詳細はまたお知らせします。)

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そして、この方たちのために、三連休の最後だけど、徳永さんにわがまま言いまして、
この日にオープンハウスをお願いした、宇部の床屋WAKAZOさん

色んなコトがあった2010年7月に竣工し、お互いタイミングが合わなくて3年ぶりの再会。
奥さま良枝さん、泣かない様に前日泣きはらしたと言ってたのに、逢った瞬間号泣。

もちろん、わたしも、もらい泣き。散々泣き終わってからのWAKAZO加藤ファミリーです。

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徳永さんのお家をつくらせて頂いてる最中も、要所要所でご連絡を下さって、
遠く宇部から、こころに感じる沢山の愛を頂きました。

徳永さんたちに最初にお逢いした時に『絶対にお友達になると思います!』と言ってた、
加藤さんファミリー。やはり、窓辺でふたりで色々とお話なさっていらっしゃいました。

嬉しくてパシャリ。この先もわたしヌキでも仲良しよろしくです。と言いながら、やはり横に。

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20年近い友人のキノッピ、キノッピからのご縁のシカちゃん、

今日絶対に来れるスケジュールではなかったでしょ?
こどもcafe vol.4のきっかけJRの宇陽くん。『今、古賀駅なんですけど、住所教えて下さい。』
ってお電話あったとき、この日一番ビックリしました。

これまた20年近い友人で偶然にも今年同じく10周年を迎えた同じく女性経営者、
creation H 首藤ひとみちゃんも。忙しいのに、本当にありがとう。

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本当に、いっぱい、いっぱいなひとに来て頂きました。
徳永邸を設計させて頂く間、ずっとこんな光景を夢見ていました。

徳永さんのお家に沢山のひとが集まって笑い、語る。見てて本当に幸せでした。

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あら、建築家さんも。大好きな若手建築家のひとり、相良友也建築工房の相良くん。

ご自分のご物件の地鎮祭を終えて、熊本あたりから、来てくれました。
ご縁はこどもcafe。加藤淳ちゃんより。早い時期に今回のプロジェクトで悩むコトあり。
相良くんに相談したら、その返答が見事だった。一緒にお仕事するみなさんへの愛に溢れてた。
そして色んなコトに気付かせてもらって、益々、相良くんファンになった。

JRさんでの、こどもcafeも相良くんからご連絡を頂いてお手伝いして頂きました。

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こちらの彼女は、わたしとは真逆の性格。
ミヤギ事務所というか、わたしのやることを、いつの間にか、いつもサポートしてくれてる。

ガツガツタイプではないのに、芯がしっかりあり、いつの間にかお仕事を終えてくれてて、
わたしよりわたしを知ってる、愛する奈美ちゃん。(本人自覚なし。笑)

出逢いはネット。5年くらい前にオープンデスクを募集したとき。
SOSメールを送ると、何故かタイミングが合う。合わせてくれてるだろうなぁ。

最近は、『ごめーーん、奈美ちゃん、さっきの変更していい?』と言うと、

『はぁーい、大丈夫ですよー、先生迷っていらっしゃると思ってたから、やってませんよ。』
と。良いのかどうか分からないけど(笑)奈美ちゃんともスゴいご縁だなぁ、改めて。

パン!って、急に何かが浮かぶコトのある、わたしにとっては有り難い。
何故かどんな子たちにも同じ歳扱いをされる奈美ちゃん。2歳のkaoちゃんと同級生か!(笑)

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色んなコトがあった10年でした。

でもこの光景を徳永さんたちのおかげで見せて頂き、10年間、出逢わせて頂いたすべてのひとの
顔が浮かび、とてもとても幸せな時間でした。

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出来るとか出来ないとかなく、ただ『やりたい!』って想いで、始まった商学部出身の
わたしの建築の世界での21年の時間は、進んだり止まったり、後に戻ったり・・・・、

独立する!なんて野心もなく、流れで事務所を設立して、
そして目の前のコトに一生懸命で10年が過ぎて。

いっぱい自信をなくした時もあったし、嬉しいこともいっぱいあったし、
本当に色んなコトにも出逢ったけど、

歩んで来て良かったと、建築の世界に入って良かったと、
益々デザインの世界が好きになりました。

その根源には、『建築って、デザインって、楽しいものだ。』と何も分からないわたしが、
学ばせて頂いてるときに、心の奥まで注入してくれた、
恩師、久留米の岩橋弘幸建築設計事務所の岩ちゃん先生との出逢いがあったこそです。

その岩ちゃん先生とのご縁は、『the member』 のママ、西山尚子さんに頂きました。

最近、またご縁があってネットで、大好きな岩ちゃん先生、西山さんの様子を拝見出来ます。
おふたりらしく、見守って下さってるのも分かります。

相変わらず、お仕事も真摯に、遊びも真摯に、いつまで経っても追い越せないおふたりの存在は、
本当に力になります。10年の間に出逢った沢山のひとたちも同じです。年下、年上関係なく。

もうすでに11年目がスタートしています。
こちらのカードはオートクチュールデザイナー、JUNYA KUMAMARU 氏より。

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2013年10月14日は、わたし個人においても、
ミヤギ事務所代表としても大きな日でした。

ここに立てるまでには、
ブログでは、おさまりきれない、沢山の友人、お仕事パートナー、
お客様、沢山のひとの愛と時間と力があります。みなさま、本当にありがとうございます。

いきなりですが(笑)元気計画、こうげのシゴト総合プロデューサー江副さん、
グラムの渡邊さん、カシュカシュのマリさん、

尊敬し、憧れる続けてる、年上のオシゴト人、美しいひとに恵まれてることも、
自分の人生を光栄に思います。

今、近くに居てくれている年上のみなさまの名前を瞬間的お書きしましたが、
まだまだたくさん。シェフ、社長、オーナー、みなさまも、もちろん。

年下のみなさんも、もちろん。

これからも、たくさんのみなさんのお力をお借りすることと思います。
どうぞ、みなさま、よろしくお願い致します。

最後に、徳永家の長女sonoちゃん、ミヤギさんのためにありがとう。
新しいお家に知らないひとたちがいっぱい来て、こどもたちのお部屋で頑張ってくれてたんだね。

今度、sonoちゃんの好きなコトしよう!

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千鳥のお家オープンハウスと10周年、終了、19:30くらいだったか・・・。

徳永さん、本当にありがとうございました。打ち上げしましょう!(←また宴。笑)


上毛町 実践型教育プログラム参加者募集らしい!

10月 13, 2013 Category 14こうげのシゴト 巣狩谷グリーンツーリズム計画.

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福岡県最東端の上毛町(こうげ町)にて、

古民家リノベーションの実践型教育プログラムがスタートします。
設計から施工までを行うアメリカ発の建築教育、だそうです。

参加対象は、

・ 建築及びまちづくり等と学ぶの大学生、大学院生、専門学校生
・ 建築及びまちづくり等の業界で働き、本プログラムに興味のある方(30歳以下)

『上毛町ってどこ????』って、みなさん。

はい、わたしも上毛町ブランド創造協議会こうげのシゴトに参加させて頂くまで、
失礼ながら存知上げませんでした。

博多からソニックで1時間半くらいで中津駅(大分県)に到着します。
こうげ町はすぐ側。10分も車で行けば上毛町に入ります。なので最寄り駅は中津駅。

そして今回プロジェクト対象の古民家がある有田地区は、

地元では『巣狩谷(すがりたに)』と呼ばれ、12世帯の集落です。
有田富士と呼ばれる山の麓ですが、中津駅からは車で20分くらいの近さ。

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晴れた日には、瀬戸内海、山口県の宇部市まで見え、集落のみなさんの自慢は『景色』です。

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わたしはこちらの巣狩谷のみなさんが集落みんなで『農家民宿』を行いたいとのお話から、
講師として呼んで頂き、みなさんのサポートをさせて頂いています。

巣狩谷は現在5世帯が『ご自分で』農家民宿申請を行い開業をしました。その様子はコチラ。

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2013年に農家民宿を開業した巣狩谷は、今、お料理や体験のコトを磨いています。

わたしにとってはお野菜博士のようなベジキッチンのゴトウタカコ氏(通称ごっちゃん)を
始め、色んな方がこうげに訪れてくれて、山や谷に生息する草を美味しく食べることを
お勉強しています。どんな体験が楽しいか知恵を絞っています。巣狩谷は本気です。

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先週、集落には石釜が出来上がり、山野草をメインに使い、お料理の研究会が行われました。
ここに至るまで、石釜つくりの研究に行ったり、イロイロイロイロ。

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『集落ですか・・・どんなひとたちがいらっしゃるんですか?』聞きたいですよね。
わたしも、集落で育っていないので、最初ちょっとビビりました。こんなひとたちです。

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専業農家さん、兼業農家さん、林業さん、学校の先生・・・・。
夜には、鹿が普通に出て来て、夜空には満天の星なのに、ライブハウスもあります。

みんなで協力し合って、楽しいこと、食べること、お酒、集まることが大好きなひとたち。
そして、みんなが巣狩谷をどうにかして行こうと一生懸命。それが巣狩谷です。

場所によっては、犬のお父さんのお電話は通じません。でも良くないですか?

自分の生まれた場所に誇りを持ち、磨いて行こうと努力をしている大人たちと
少しばかりの時間を一緒にして生きることと建築を学ぶこと、あんまり機会がない気がします。

サポート下さる講師陣、アドバイザーのみなさまは素敵な方ばかり。
(わたしは巣狩谷に片足入れてるのでたまたまデス!)

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こちらが運営のR不動産さんの募集内容です。応募受付は10/21-10/31。

上毛町有田地区にある古民家をリノベーションし、

地域の拠点となる複合施設
(用途:コワーキングスペース、交流スペース、共有キッチン、上毛町サテライトオフィス)
を設計・施工します。設計は、現地で数回の週末合宿を行ない、
実務経験豊かな講師陣(建築家)の下、進めていきます。

また、施工期間は地元有志による施工チームや地域外の職人と共同して作業を行います。
プロの技を習いながら、リノベーションの現場を体験してみてください。

■参加対象
・ 建築及びまちづくり等と学ぶの大学生、大学院生、専門学校生
・ 建築及びまちづくり等の業界で働き、本プログラムに興味のある方(30歳以下)

■定員:6名程度

■参加費:無料
※宿泊場所は用意します。傷害保険料や交通費、食費等は実費負担。

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*募集のもっと詳しい内容はこちらへ。→  

*巣狩谷のみなさんのこれまでは、こちらへ。→ お仕事ウラガワ日記。

〆切間近です!対象に入る全国のみなさん、こうげ町でお待ちしています。

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余談ですが、こちらのプロジェクトとは違いますが、

わたしが講師をさせて頂いてます、『こうげのシゴト』の総合プロデューサーは、
九州ちくご元気計画(2011年グッドデザイン受賞)さんと同じく江副直樹氏ですよ。

みなさんが考えている色々のヒントが、こうげ町にあるかもです。では!


東区 東浜で家具屋さん+cafeつくっています.

10月 13, 2013 Category 19 日々のいろんな時間.

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東区 東浜、ちょうどゆめタウンさんのウラガワのところの倉庫に、
アジアを中心とした家具屋さんとcafeをOPENをと、お考えの会社さんがいらっしゃって、
デザイナーさんをお探しになっていらっしゃると、

いつもお世話になっているハートエステートの青柳氏からご連絡。

青柳さんは数年前、前職から独立をなさって、
そのときに『自分が一番好きな空間をつくっているひとに逢いに行こう!と思ったらしく、
光栄にも、それがわたしだった・・・というご縁。

一度お名刺交換をさせて頂いたことがあるくらいだったのだけど、
いきなりメールで告白された感じの出逢い。(笑)そんなアツいひとなのだ、青柳さんは。

今回のご物件もご自分が仲介に入っていらっしゃるわけではないのに、

初回のお打合せに着いて来て下さって、
始めましてのL.A.トレーディングさんとわたしがお話をさせて頂いてる時間、

まるで、わたしのスタッフのように、現場写真をバシバシ撮影下さって、
そしてそれが建築家のように、的を得てる・・・。

そして事務所に戻ったら既に加工済の現況写真がメールで届いている、という敏腕さ。
何者でしょう?あの方。

不動産屋さんらしいのですが、オーナーさんが望めば、なんもかんもの枠を飛び越えて、
アツくて涙もろくて心でぶつかって来てくれる大好きなひとのおひとりです。

そして、こちらが敏腕 青柳さんが撮影してくれた現況写真。

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はい、普通の倉庫です。

この空間に家具とcafe 。メインは家具です。
なので、L.A.さんセレクトで船でやって来る家具たちが主役になれますように。

でもcafeスペースもきちんと柱となりますように。
このあたりはcafeがなく、歩道から見えるのは、まずcafeスペース。

道行くみなさんが『何?何?cafe??家具もあるみたいね、入ってみようかな』って、
思って下さること、それがcafeの役割。

ちょうど今年の始め、オランダで心掴まれた家具屋さん+cafeに出逢ったので、
そのコンセプトをご提案。

とっても格好いい、I社長は最初はもっと小さいcafeスペースをお考えだったようで、
最初はちょっとビックリなさってた感じだったけど、わたしの提案に握手をして下さって、

こんな感じで、どんどん仕上がって行きました。こちらはファサード、残るはサインだけ。

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2Fのスペースは、現況はこんな感じ。

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壁、ぜんぶ取っちゃいました。天井も真っ白に塗装。この天井ファン、探しました!

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店内、家具たちに映えてもらうために、ほぼ白。唯一の色のこの壁。
塗装屋さんにいっぱい協力して頂いて、決定した色。ホンモノはもう少し緑です。

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そして、cafe spaceのカウンター。5.5mくらいあります。カウンター腰板、悩みました。

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そして出来上がったcafeスペースのメインカウンター。我ながら、『おぉーーーーー!』
いい感じです、とっても。照明も白にして良かった!あっ、コレまだ製作途中です。

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あっという間の出来上がり。三連休明けの15日にはお引渡し、17日は保健所検査。
10月25日よりプレオープンが始まります。

主役の家具たちが届いたら、どんな感じになるのかな。楽しみっ。
もちろん、ディスプレイもお手伝いさせて頂きます。大仕事まだ残っております。

竣工写真もお楽しみに!


[ cake. cafe.miel ] 出来上がりました.

10月 3, 2013 Category 13 うきは市吉井町 cake.cafe.miel story.

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ミエルさんのある地区は、通称 白壁通りと呼ばれ、伝統的建造物群保存地区。
昔ながらの独特な構造で、現場監督をしてくれた町谷さんが少々ご苦労なさっていました。

また梁など構造体は、そのまま保存をすることになっていて、

でも、それはわたしが今までやりたかったことのひとつ。
日本の伝統の中に『今』を入れ込みたい。

当初、セルフビルドでお店つくりをしようと考えていたミエルさん。

ちょうどオランダから戻って来たばかりのわたしは、空き家になっている空間に入った瞬間に、
イメージが浮かんだのです。

それをお伝えしたら、オーナー中野さんが『コレです!コレが自分のイメージです。』と、
おっしゃって、計画変更。しっかりデザインをさせて頂くことになりました。

そして出来上がったのが、こちらの空間です。

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今回はこちらの2つの家具をデザインさせて頂きました。テーブルと焼き菓子ケースです。

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町谷さん(以下、まっちー)のお知り合いの材木屋さんへ連れて行ってもらって、
目が合った樹を選んで『こっからこっからの部分をください!』とお願いしてもらって、

脚のサイズや位置とかフレームのサイズや色だとかデザイン的なコトだけ決めさせて頂き、
(しかも、かなり細かい。)

日田弁で『で、ミヤギさん、どうやって脚つけるん?』と、言うまっちーに、

『分からん。』と伝えて、後は、まっちー、任せ。
でも、やってくれちゃうんですよねー。イメージばっちりに。ちなみにコレ、200kg。
ほぼ同じ歳。見て来て影響を受けたデザインがほぼ一緒の強み。

今は、こんな風にミエルさんご自慢のパウンドケーキが入って街のみなさんにアピール。

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こちらのテーブルの脚も同様、まっちーの大きなサポートの先に。

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こういう細かいディティールはデスクでしないと分からないと
一人前のことを言い、うきはの現場から日田へ移動。到着したら夕暮れ。

そうなると、『まずは美味しいもの食べて、ゆっくり休んで、クリアな頭でデザイン』と、
今度は、巨匠のようなコトを言い、まっちー、もちろん即答で賛同。

日田って夕暮れ過ぎたらお仕事しちゃいけないような不思議な空気があるんですよねー。

そして次の朝、クリアな頭で、まっちーと考えて出来上がったのが、こちらの脚。
色もかなりこだわりましたよ。

こちらもかなり細かく色をご指定させて頂いたからお任せしたら良いのに、

忙しい職人さんところにお伺いさせて頂いて、チェック。
指定番号とちょっと違ったのだけど『この方が美しい。』と言う言葉をゆっくり考えて決断。

職人さんたちの言うとおり、うん、バッチリ!

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世界のデザイナーさんたちのパワーもお借りました。
今年1月のメゾンで気になってたHAYのテーブル。日本上陸にタイミングが合ってくれて。

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照明はこちらを。ディティールが美しいです。デンマークよりやって来ました。

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パッケージデザインもさせて頂きました。こどもが持ってたら可愛いなーーと思って、
ずっと前からつくりかった三角パッケージ。紐の色が選べます。

いつものように、箱屋の余田さん、わたしの色々をカタチにしてくれてありがと。

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贈りもの用の箱たちです。ミエルさんの優しいお菓子を引立てることをコンセプトとしました。

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焼き菓子のシールたち。ミエルさんのイメージカラーは黄色です。

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今回もたくさんのひとに、たくさんのサポートを頂きました。
最初はセルフビルドと考えていたミエルさんなので空間のご予算は限られたものでした。

どこに重点をおいて、どこに費用をかけるか、そしてその費用はどんな効果を生むか、
それを共にオーナーである中野さんと考えて組み立てて行きました。

そしてわたしたちのわがままをカタチにしてくれたのは、まっちーこと、町谷さんです。
そのミエルさん女性スタッフに大人気、みんなのまっちーに、昨日朗報が届きました。

日田のプロジェクト ヤブクグリさんの『きこりめし』が、
GOOD DESIGN AWARD 2013を受賞なさいました。

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デザイナーとして町谷一成氏、載ってます!ブラボーーー!!!!

カタチにするまでの色んな笑い話を聞いてたから、本当に嬉しい。まっちー、良かったねー!
近々祝杯上げさせて頂きに、日田へお伺い致します。

プロデューサーは、ちくご元気計画さん、こうげのシゴトの我らがボス、bunbo 江副さん

ダブルで嬉しいなー。他にも関わっていらっしゃる方の多くは大好きな面々。
みなさまおめでとうございます!

ミエルさんの店内写真は、こちらの町谷さんのブログの方が、もっと、ぐっと来ます。
みなさま是非! ●意匠職人 町谷一成。 あらためて、町谷さんありがとう!

ミエルさん、
味も空間もパッケージもオーナー、スタッフさんと一緒にまだまだ磨いて参ります。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

クリスマスケーキもそろそろ予約スタートです。タルトのクリスマスケーキらしいです。



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