こうげのシゴト、築上たまごにわとり研究会 .

2013.01.06 Category 15こうげのシゴト たまごにわとり問屋.

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福岡県上毛町のプロジェクト、こうげのシゴトさんよりもうひとつご依頼を頂きました。
今度は、たまご屋さん。たまごの卸しや放し飼いでニワトリを育てる築上鶏卵さんです。

最初は、ブランディングやパッケージデザインで九州ちくご元気計画で大活躍なさった、
前崎成一氏が講師としてお伺いなさっていたのだけど、新社屋新築のお話があがり、
光栄にも前崎くんと事務局さんより、お声を掛けて頂きました。
前崎くんとは一緒にお仕事してみたかったので、とっても嬉しいです!

この時期は、面白い時期で、外灯が少ない同じくこうげ町の巣狩谷へ行ってたときに、
フランスから国際電話を頂き、お電話打合せ。別件福岡市内のフレンチビストロで
お打合せをしていたら、ニワトリさんのお話。

なんとも、わたしの人生を象徴してるみたいで可笑しかった。
外国も田舎も、フレンチもあったかい日本のご飯も大好き、要は好きなものが多いのだ。

築上たまごにわとり研究会は、ソフト面を前崎さんハード面をわたしが担当させて頂きます。

とは言え、あと数回は一緒に研究会へ。

何故なら『変化』をするときに必要なことは、オーナーさんの新たなコンセプトと
向かう方向、到着点を、明確にならなければ、何もつくれないから。

みんなでその時間を共有。わたしの到達点は『建物を造り上げる。』ことではないのです。

研究会では、オーナーさんが自分のこころの底の声を聞くためのサポートをします。
前崎くんと、各プロフェッショナルとしてアドバイスをさせて頂きながら、
オーナーさんが腑に落ちるまで=自信が溢れるまで、一緒に考えて歩んで行きます。

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実はお話を頂いたときには、新社屋には『コレ』を導入したいとのお話がありました。

しかしそれは、本当に必要なのか、それをすることでどれだけの効果を生むのか、
『コレ』をウリにするには、もっと費用をかけてやらないと、ウリにはならないこと、

本当に新社屋を建てる必要があるのか、今の工場や建物を整理やリノベーションする
方法ではダメなのかなどを最初にお話させて頂きました。

オーナーさんは新しいことをするときには、いろんなところに費用が必要になります。
ブランディングが必要だったらパッケージだったり、パンフレットだったり。

ご用意なさった予算をどう遣って行くのか、それはコンセプト=1番大切なことが
見えた時に、一番効果的に配分をしていった方が良いと思うのです。

年末年始にオーナーさんに宿題をお渡しして来ました。
ゆっくりと考えて下さってることと思います。今月末は宿題を元に研究会。

みんなで知恵を出し合いながら、決定するのはオーナーさん。
じっくり考えたことは、この先、揺るぎないもの=信念になってくれると思います。

こちらは敷地内にあるイチジクの木。なぜイチジクかというと葉っぱのしげり方が、
ニワトリにちょうど良い日よけのなるから、なんだそうです。なんか素敵。

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お土産に、みんな40コずつ!たまごを頂きました。デコレーションケーキくらいの大きな箱。

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当然、次の日の朝ごはんは、たまごかけご飯。こんな朝ごはんをつくりました。

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さぁさぁ、築上たまごにわとり研究会も楽しくなりそうです。

ひとが知恵を持ち寄り、ワイワイ言いながらみんなでひとつの方向へ向かって行く時間、
大好きです。今回も、スーパーサポーター事務局の久保山氏、頼みましたよ!


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