横浜 山手234番館 × オランダ デコレーション.
10月 22, 2012 Category 18 企画プロデュース・パッケージ etc...design.
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横浜の山手のいう美しい街並みの中にぽつりぽつりと洋館が建っています。その中のひとつ、
昭和2(1927)年頃外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、建設された山手234番館。
とっても素敵な山手234番館を始め、8つの洋館で12月1日〜25日まで、
『山手西洋館 世界のクリスマス2012』が開催されます。
参加する国は、オランダ、デンマーク、イギリス、クロアチア、ベルギー、オーストリア、
フランス、スウェーデン。各国のクリスマスをデコレーションします。
ご縁頂いて、山手234番館をオランダのもうひとつのクリスマス『シンタクラース』を
表現することをサポートさせて頂きます。
というわけで、週末はプロジェクトメンバーさん初顔合わせ+お打合せのため上京。
この日は晴天で、紀伊半島と日本海がくっきり見えます。朝早いフライトは気持ちがいい。
羽田空港では、『お仕事は器用なのに、それ以外はすべて不器用』と笑ってくれる、
山梨の造園家 Yard Worksの天野氏が待ってくれてます。
franky growさんのパリでの展示会ブースもつくる造園家。(ちなみに地下足袋で。)
こういうお仕事に必要な瞬発的な動きとアイディアがたけている天野氏。プラスわたしが
お役目に集中出来るようにスーパーアテンドして下さる。お仲間に入ってもらいました。
空港に到着してすぐに横浜へ移動。せっかくの横浜だから炒飯くらいは食べたいね!と急ぎ足。
無事に中華街に立寄れる時間をget。そして念願の炒飯を頂きました。滞在時間30分。(笑)
そしてみなさんとお待ち合わせしている山手234番館へ。
横浜って不思議な街です。こちらの光景の道を過ぎ、坂道を上がって行くと全然違う空気感。
出て来ました!これを現場と呼んでいいのかと思うくらいの美しさ。こちらが山手234番館。
目の前は、大きな公園。豊かな、穏やかな空気感に溢れています。洋館のオーラも丸い。
到着して早速、館内の説明を頂く。ここにどんなひとが住んでいたのだろうと思うとワクワク。
ファザード(外観)、リビングスペース、キッチン、こども部屋、応接室、廊下、階段を
使わせて頂いて、伝統的なオランダと今のオランダをミックスした空間にデコレーションします。
この日のお打合せは、洋館の2Fのお部屋で。この空気感がどんどん発想を浮かばせてくれます。
プラス、プロジェクトメンバーみなさんの持って来て下さった提案や情報がわたしの知識には
ないものばかりで、とても刺激を受けました。そしてみなさん本当に感性が高く良い方ばかり。
オランダ王国大使館より今回のプロジェクトのご依頼があった、
デザイナーのsakatoさんは、こちらの本の装幀デザインをなさった女性。
オランダのデザインにとてもお詳しくて、プラス、さすが!って感じで、
色んな情報をまとめてわたしの方に送って下さいます。すごく助かっています。
はじめましての、くまだまりさんは、クラフト作家さん+イラストレーターさん。
こちらの本を出していらっしゃいます。むちゃくちゃ可愛いんですよーーー。
クラフト作家さんとご一緒してみたい念願の夢が叶いました。大活躍して頂きます。
少し遅れて、テーブルコーディネーターのサワイリさん登場。ご主人は建築士さんらしく、
セッティングの時にサポート下さるとのこと。お逢い出来るのが楽しみです。
柔らかい雰囲気の女性ですが、今回のプロジェクトのためにオランダを見ておかないと!と
初のひとり旅オランダへ行くそう。すごーーい。
今回のプロジェクトでは、サワイリさんコーディネートの食卓が出来上がります。お愉しみに!
他にも大使館を始め、たくさんのみなさんがサポートして下さる今回のプロジェクト。
遠方ではありますが、それを感じないくらいのコンビネーションで、来館して頂ける方に
喜んで頂ける時間と空間を、みんなでおつくりしたいと思います。お近くの方、是非!
約4時間のお打合せを終え、途中、アタマをすっきりするために、甘いものも頂き、
あとは、みんなでお打ち合わせした内容を整理して、メールやお電話でやり取り。
次回お逢い出来るのは、セッティングの日。他の国のデコレーションも楽しみです。
最近入って来た情報、オランダの航空会社KLM航空が、なんと!2013年4月から、
福岡からの直行便がスタートするとのこと。週に21便との情報。
なんだかオランダがどんどん近付いて来ています。この先も何か始まって行きそうでワクワク。
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