Archive for 10月 2015

うきは市 plantago ~ cake.cafe.miel、・・・へ.

10月 29, 2015 Category 13 うきは市吉井町 cake.cafe.miel story.

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平日の昨日は、3週間前から予約をしていた、大切な友人のひとりであり、
お仕事のパートナーのひとりである、ゴトウタカコさんコト、ごっちゃんの新しい拠点、

福岡県うきは市にあるplantagoへ。山の中、川が流れる、気持ちのよい場所にありました。

ごっちゃんが、ずっと積み重ねて来た摘み草料理を主にした、コース料理。
変わらないクオリティでした。クオリティ高いまま、シンプルになった気がしました。

摘み草料理というと、葉っぱばっかり、みたいなイメージになりますが、

食いしん坊の彼女が、それだけで終わるわけございません。

ごっちゃんが大好きな、うきはの食材たちを始め、色んな食材がコラボレーション。
お肉も、卵も、摘み草も、お皿の中でコラボレーションです。

まずは、前菜。

生きくらげと、まこも茸のソテー、ゆむたの卵、リバーワイルドの豚、山女魚の焼き物、
もうひとつ、忘れました。(笑)

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5m糸を引く、うきは産 流川蓮根のピッツァ。

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ゆむたの鶏と流川蓮根のスープ。

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季節の一皿。

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たんぽぽのパスタ。

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ゆったりとミートローフを待つ。自家製大人のジンジャーエールを頂きながら。

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そして、リバーワイルド、ゆむたファーム、流川蓮根、
うきはスペシャル的な、ミートローフ登場です。美味しくて仕方がない!

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そして、〆は、リゾットです。キッチンを覗くと、土鍋でコトコト炊いていました。

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これで、おしまいと思いきや、デザートが。こちらも、うきは、筑後スペシャル。
やました農園 あまおう、赤司農園 太秋柿、ドライ イチジク。

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堪能です。お料理も、久しぶりの、ごっちゃんとの会話も、仲間たちとの会話も。
下の川へ、摘み草や、野花を採りに行って・・・・気付けば、16:00。

まだまだ、うきはで、伺うと約束している場所があるので、次なる目的地、

今や、関西、関東でも、その名前を聞く、リバーワイルドへ。
柿豚、もも豚、葡萄豚、最近は吟醸蓋豚までも、つくっているところです。

場所は、始めての方は、『絶対に道を間違えた!』と思うところにあります。

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筑後川沿いではなく、筑後川『横』という表現が似合います。建物はこんなに素敵。

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朝から、『リバーワイルドでは、絶対にホットドックを食べる。』と言ってたわたし。

同行のみなさんは、うきはツアー スケジュール変更のためお腹がいっぱいで食べれないとの
ことでしたが、『さすが、有言実行!』と褒められました。(笑われました。)

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満足、満足、大満足です。このホットドックは、ソーセージを買って帰っても、
同じものは出来ないのです。なぜなら、パンはシェ・サガラさんに特注で焼いて頂いてるから。

そして、お外は、いつの間にか、夕焼けが。日が暮れるのが早くなりました。

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次なる、目的地は、設計・デザインをさせて頂いた、cake.cafe.mielへ。
店内がピカーーーンと輝いています。きちんとお掃除をして下さってる様子。

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嬉しい、有り難い。店内には、甘いバターの匂いが溢れています。

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今年は、うきはの果物で、コンフィチュールにも挑戦した模様。
お土産に、桃のジャムを頂きました。お肉と煮詰めたり、色んなお料理に使ってみよう。

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close間近で伺ったので、焼き菓子も、ショーケースの中のタルトも残り少なく。

久しぶりのmielさんで色々とチェック、撮影、そして今年の春にパパになったばかりの
オーナーシェフ。奥様と娘さんが偶然にもいらっしゃって、ワイワイしておりましたら、

いつの間にか、ケーキが売れきれていました。この光景を見ることが出来て幸せ。

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そして、ラスト。うきはに新しく出来た、MINOU book & cafeさんへ。

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最近、福岡市内で色んなところに行く時間がなく、現在こどもcafeを特集を頂いてる、
PERMANENTさんが店頭に置いているのを始めて拝見して、感動。

自分が思いつきで始めた企画が、本になり、店頭に置かれてる・・・
スゴイことです、ホントに。This design さだまつ夫妻に、感謝です。

約6時間半の滞在で、うきはを駆け抜けた感じでしたが、とても有意義な時間でした。

おまけに、リバーワイルド杉くんからはヒレ肉を、赤司農園 赤司くんからは、
太秋柿をてんこもり、miel 中野さんからはコンフィチュールに焼き菓子を頂いて、
お土産満載のうきはの時間となりました。

うきはのみなさん、ありがとう。また行きます!


coffee 5、10月23日 晴天 OPENしました。

10月 26, 2015 Category 21 coffee 5 新築工事 story

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10月22日のお昼頃、オーナー内田さんより、次の日の10月23日にOPENをすることが、
facebookにて公表となりました。いよいよです、いよいよ。主役たちも揃ったご様子。

そして、当日、6:00am出発で、佐伯へ向かいました。

曇り空が佐伯に近付くにつれて、どんどん晴れ間に。そして見事な、さすがな晴天。
11:00amのOPENを待つばかり店内。びっくりする程、綺麗にお掃除をして下さっていました。

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それでも、まだまだギリギリまでお掃除をして下さってる、お母さん。
息子さんへの、来て下さるお客様への愛です。

途中、おばあちゃんも来て下さって、『おじいちゃんのお墓参りに行って来たよ。』と。
coffee 5 は、おじいちゃんが丘の上から見守れるところに位置しています。

そしてOPEN10分前、お店の中に灯りが、ともりました。

とっても明るい空間なので照明をつけなくても十分に明るいのですが、
やはり、灯りを点すと違います。ぐっと、お店らしい温度に変わって行きます。

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個室は、こんな感じで仕上げました。

ぐらぐらしていたビンテージテーブルも、脚の部分に鉄板をつけることで安定。
引手は、まっちーに革でつくってもらいました。イメージ通り、さすがの完璧さ!

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今回は、久しぶりにテーブルをデザインさせて頂きました。
この空間に合うように、珈琲の美しさを引き立てれるように、それがコンセプトです。

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室礼もとても美しくして頂いています。各テーブルに置かれた色んな一輪挿しと季節のもの。
こちらはお母さんのセンスでしょう。

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おばあちゃんもお手伝いをして頂きました。沢山の窓には、当然沢山のお日様が。

でも、お日様が入りすぎないときは、この景色を存分に眺めて欲しい。
そのため、簡単に取り外しが出来るスクリーンを縫って頂きました。

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お父さんも、本当に本当に沢山のサポートをして下さいました。柵に、植栽に、外溝。
そして最後に看板まで。お仕事の合間、器用なお父さんは着々となさってたご様子。

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そんなご両親やおばあちゃんを始め、沢山の職人さん、

このプロジェクトに関わって下さった、すべてのひとのこころがあったからこそ、
出来上がった、coffee 5 、いよいよOPENの時間が来ました。変わらず冷静なオーナー。(笑)

大工さんのみっちゃん、贈ってくれた大きなお花のスタンドが映える入り口。

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OPEN前から待って下さってたお客様、こちらが最初にお客様が入る様子です。感動的。

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この瞬間のため、1年3ヶ月がありました。この光景を見たくて見たくて。

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オリジナルのグラス。素敵、お店に凄く似合う。今日は、より一層、どれもこれも感動的。

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どんどん入って来て下さるお客様。それでも慌てないオーナー。さすがの安定感です。

メニューはこちら。珈琲とガトーショコラ、チーズケーキのみです。

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頃合いを見て、お客さんとして、カウンターの一番奥に座らせて頂き、店内を見渡す。
空間は、やはり、ひとが入って完成。OPEN直前とは全く違う空気感になっていました。

そして、オーナー内田さんとスタッフのヒデちゃんが試行錯誤、悪戦苦闘していた、
オリジナル ガトーショコラの完成型を頂きました。チーズケーキも。

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出来映えは、善くぞここまで!というくらい、完成度が上がっていました。素晴らしい。
これからも少しずつ変化をして行くことと思います。

この日のcoffee 5 は、21:00のcloseまで、沢山のお客様に時間を過ごして頂けたようです。

今年の春に、農業をするために佐伯に引っ越しをした、元ICONE店長、波戸崎くんが、
夜の光景を撮影してくれました。お店もなんだか、ホッとしている気がします。

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22:00頃にメールをしてみたら、今から珈琲豆の焙煎、ケーキとも仕込みを始めるとのこと。

この日は一日中大好きな珈琲を煎れていたことでしょう。とてもお疲れだと思いますが、
そしてそれを楽しかった!と言えるオーナー。定休日の今日も焙煎中とのこと。

coffee 5 、スタートしました。
佐伯のみなさま、遠方のみなさま、これから末永く、coffee 5 をよろしくお願い致します。

写真協力:町谷一成 / 波戸崎 孝

coffee 5
11:00 open – 21:00 close 定休日:月曜日  佐伯市大字池田1184-1  Tel.0972.22.5001




宮城雅子建築設計事務所 12周年を迎えました.

10月 16, 2015 Category 19 日々のいろんな時間.

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10月14日、事務所を設立して12周年を迎えました。昨日より13年目に入っています。
12年というと、ひとが生まれ、小学校を卒業する年月です。

今、ここに、建築士として立つことが出来るのも、お仕事をご依頼下さった、
すべてのお客様のおかげです。みなさまに心より感謝を申し上げます。

昨日は、久しぶりに自分のwebサイトを、ゆっくり見ました。
どのご物件も、沢山の楽しい想い出があります。

お写真を撮影出来ていなかったご物件のみなさまには、大変申し訳ございませんが、
ここで、お仕事させて頂きましたご物件をズラリとご紹介させて頂きます。

barber WAKAZO
山口県宇部市にある床屋さん。腕良し、お人柄良しのオーナー。
そのことは沢山のひとつ伝わり、多くのお客様がご来店の模様。嬉しい。

wakazo

千鳥のお家 – 徳永智宏邸 -
お土地選びからご一緒させて頂いて、沢山の時間と共に出来た千鳥のお家。
今でも宴に呼んで頂いたり、泊まらせて頂いたり、お付き合いは多分永遠に。

徳永邸

family studio Step 森町店。
一号店の稙田店も設計をさせて頂きました。森町店はファサード、内装とも
真っ黒だった焼き肉屋さんをキラキラな空間にリノベーション。
稙田店OPENの日、予約のお電話が鳴り止まなかったこと、鮮明に覚えています。

Step

hair make gram
博多の問屋街、古門戸町に50 年佇んでいた倉庫。2.5畳のガラスの化粧室と
大きなソファーをデザインさせて頂きました。わたしの美容室はここ。

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DELI + BAL trene
cafe sonesさん3号店。大和ハウスさん福岡第一号住宅だった築40年の空き家物件を
リノベーションして、cafe、デリ、写真屋さん、ギャラリーに。
trene

nico baby & kids
初の託児所デザイン。ご依頼頂いて3週間後にOPENという最短スケジュール。(笑)
それだけオーナーのコンセプトがしっかりしてたということです。

nico

○ bar SCARE CROW
NY で17 年間、飲食経験を積んだオーナー。一枚天板のカウンターを探しに探しました。
スッキリしているけど、存在感がある空間はオーナーのお人柄の様です。

スケアクロウ

cake.cafe.miel
伝統的建造物群保存地区にてある建物をリノベーション。
mielのタルト、焼き菓子は、本当に美味しい。その美味しさは口コミで広がっています。

miel02

モンシェール トントン
和菓子屋さんの4 代目店主が小さなケーキ屋さんを始め、この先も見据えて大勝負。
賃貸としていたビルの1Fスペースを辞めて、その全てをケーキ屋さんに。
結果、openの日はケーキが完売。オーナーのお誕生日、感動的な一日でした。

tonton

こども服 カシュカシュ
1941 年(築 70 年)の民家を大リノベーションして、沢山の色が溢れる
ワンダーランドへ。使った色は、18 種類。カシュカシュさんの認知度は高く、
他県に行っても『カシュカシュさんを設計なさったんですね!』とお声掛け頂く程。

カシュカシュ

cafe sones
空間、家具たち、沢山のデザインをさせて頂きました。想い出が沢山あり過ぎて、
書ききれない・・・。スタートまでもスタートしてからもOPENしてからも、
本当に色々とありました。現在は福岡で老舗のcafeとして認知されています。

sones

icone
cafe sonesさん2号店。姉弟の頑張りによって引き寄せた素晴らしいご縁から、
2号店を出す予定が1年早まり、1号店よりも大変だった記憶が・・・・。(笑)
写真スタジオだった所をお料理屋さんに。雑誌 男の隠れ家に掲載頂きました。

icone

○ WRECK SHOP JAP FITSS
場所は熊本。ストリート系のお洋服を取り扱うお店です。
築40 年の木造の建物をキーーーンとした空間へリノベーション。

jap fitss

不動産 北商事 薬院六ツ角店
福岡の老舗不動産屋さんの北商事さんの薬院六ツ角店。
いつも綺麗にして下さっていて、近くを通る時、とても嬉しい気持ちになります。

北商事

○ H邸
築35年ご住宅 リノベーション。『真っ白すぎないお家がいいです。』とのご要望。
構造体はそのままで内部は全てを解体。取れない柱はアクセントに。
あれからご主人のDIYで素敵に変化をしてくれています。

H邸

7階のナム
韓国国籍の女性オーナー。イギリスの『コルドンブルー』、日本の調理学校で学び、
福岡にOPEN。国籍が違う場合の店舗開業の大変さをオーナーの頑張りで乗り越えて。
本格的な韓国料理が楽しめます。オーナーは、とても面白い女性です。

ナム

hapica kids room
東京初物件。『ミヤギさんの空気感が欲しくて。』とメールを下さったのが、きっかけ。
1年経ったので早くお顔を見に行かなきゃ。スマアミちゃんに壁画をお願いしました。

hapica

Grace Squere Garden
大分初物件のお仕事。一枚の扉のデザインから始まりました。
小石社長には、たくさんお酒やお食事をお御馳走になりました。

さかえ写真スタジオ

花かご 筑後店
約60坪のお花屋さんをつくりました。オープンの日は、移転開店を待って下さってた
お客様が長蛇の列。感動的なOPEN となりました。ロゴはわたしの走り書きです。

花かご

tei-en 季の庭
築35 年の農業用倉庫をオフィスとお打合せスペース、ガーデニンググッツショップへ、
リノベーション。自画自賛ですが内部も良いんです。詳しくはworksページをご覧下さい。

季の庭

菓子処 典
創業三百七十余年、『千鳥屋本家』さん、初のフランス菓子店です。
ご夫妻と東京で20軒お店を廻ったり、沢山沢山お打ち合わせをさせて頂きました。
こちらもOPENの日は、新天町商店街に溢れる行列が。

典

自習室・ワークスペース ノマドクロス天神
一日中オフィスでお仕事なさったみなさまが、深呼吸出来て、心地よく集中出来る
空間つくりを目指しました。ご来店なさった沢山の方が目標到達し、
お客様同士の輪も沢山出来ているようでノマドさんたちの努力の賜物です。

ノマドクロス

○ T邸
長崎県雲仙市にあるスーパーの2階を4人家族のお家にリノベーション。
横6m× 縦20mの縦長空間。普通に配置をするとホテルの廊下みたいに
なるので空間に凹凸を。みんな大きくなっただろうな。逢いに行こう。

T邸

○ラフ ブロッサム
空間だけではなく、パッケージ、グラフィックツールもプロデュースさせて
頂きました。アトリエ ブラヴォさんと初コラボのパッケージは可愛かった。

ラフブロッサム

CASA L.A.
福岡市 東浜にある倉庫を家具屋さんとcafeにリノベーション。
その後、L.A.さんがセレクトなさった沢山の家具や雑貨が並んでいます。

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地域活動支援センター ふるはーと
テーマは『安心』でした。お日様が心地よく入るように、落ち着く空間配置、色、
利用者さんが沢山増えたことをお聞きしています。お役に立てて良かった。

ふるはーと

○ O邸+オカモト・シェ・ダムール 店舗併用住宅

これまでで最高に複雑な建物。地下室あり、海が見えるシェフのお部屋あり。
毎回毎回、シェフコートで矢沢さんガンガンのシェフに諫早インターまで
送り迎えをして頂いて、沢山のご飯や楽しい会話をお御馳走になりました。

O邸

喫茶陶花

7月で12年目に入った喫茶陶花さん。最初はカレーだけのメニューでしたが、
今は色んなお料理が増えています。いつも変わらないオーナーの笑顔と会話。

陶花

キッズガーデン ル・タンデ保育園

夢の初 保育園設計。施工部分が残っていますが、歯科医である花田先生が伝えたい、
沢山のことをひとつずつお届けなさっています。この先がとても楽しみです。
テーブルコーディネーターの奥様に沢山のおもてなしは心に良い空気を広げて頂きました。

ルタンデ保育園

○ 香椎の二世帯住宅 – 倉元徳行邸 -

まだ外観写真が撮影出来ておらず。お隣の景色や、2階の窓から見える列車や飛行機。
色んな景色が見えるお家です。家族の様に接して下さり先日もお昼ご飯から晩ご飯まで。
美容一家のみなさんのセンスがお家にどんどん入って行ってくれています。

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○ coffee 5

最新のお仕事。オープンは間もなく。こちらでも家族のように接して頂き、
朝ご飯、お昼ご飯、晩ご飯、すべて頂きました。しかも素敵な蔵のお宿付です。

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建築設計以外にも、色んなご依頼を頂きました。
九州ちくご元気計画さん講師、こうげのシゴト講師、福岡ビジョナリーアーツさん講師。

こちらは元気計画さん研究会で担当させて頂いた、
星野村 農村民泊『ふみちゃんの味噌汁屋さん』。60代のご夫妻の挑戦をサポート。

ふみちゃんの味噌汁屋さん
最初は『民泊って、どんなことするとや?』と距離を置いてたお父さん。
どんどんノって来てくれて、今や自分のセンスで空間をアレンジしてしまう程に。
お母さんは『英語の名刺をつくろうと思って。』と、どんどん前向きに。
TV取材、海外からのお客様、農林水産局長賞受賞、色んなことが起きてくれています。

ふみちゃん

こちらは、こうげのシゴトさんより。12世帯の集落が巣狩谷で、
5世帯が農家、農村民泊を始める各所手続き、内容の助言をサポート。

巣狩谷グリーンツーリズム
福岡県最東端の上毛町。町から山手に車で約10分、そこに巣狩谷はあります。
晴れた日は山口県まで見える眺望。そこで5世帯の挑戦が始まりました。
難しい各所手続きを自分たちでクリア、その後、石釜をつくったり、
野草の研究をしたり、まだまだ可能性広がる巣狩谷グリツリです。
小さな集落に海外からのお客様がいらっしゃったと聞き、びっくりしました。

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JR九州エージェンシーさんからのご依頼で、こちらのお仕事もさせて頂きました。

JR博多シティ AMU Garden 空間・ブースデザイン
JR博多駅 博多口の大屋根の下、約600平米の空間をAMU Gardenに、とのお話を頂き、
全体空間、ブースデザインを。職人さんは山梨より造園家天野氏率いる山梨チーム、
博多から小山氏率いる博多チーム、とても寒い夜に徹夜で施工。男性たちの力強さを
感じました。イベントも大盛況。2日間の動員数は約15,000人。

博多シティ

JR長崎シティ AMUに庭 企画・空間・ブースデザイン
『秋の収穫祭』を企画。2週に渡り、沢山の生産者さんのご協力、
アーティスト バオバブさん、アコーディオン奏者 新井武人氏の協力のもと、
長崎のみなさんに喜んで頂けた時間をお届け出来ました。

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大好きなパッケージデザインや、グラフィックツールのお仕事もさせて頂きました。
パッケージ最強のパートナー箱屋 余田氏とコンビネーションを取っています。

○ cake.cafe.miel パッケージデザイン
しっかりとした、ミエルさんの焼き菓子が、キラキラするデザインを心がけました。
リバーシブルにもなってたりします。

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家具もデザインをさせて頂くこともあります。
ミエルさんのテーブルとこども部屋デザインのご依頼を頂いたときに
デザインをさせて頂いた、男の子の名前をつけさせて頂いたtantan table。

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こちらは、刺繍デザイナー、m・macaronさんのLOOK BOOK。
作品のクオリティが高いので、素晴らしいものになりました。
B5の山本文吾くんとコラボレーション。撮影は経費削減、macaronさん自身で。

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そして、お仕事の合間に行っている、自身の企画プロデュース、こどもcafe
開催も色んなところで行いました。今年は出来そうにないけど来年はやろう。

○ こどもcafe Vol.1

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○ こどもcafe Vol.2

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○ こどもcafe Vol.3

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○ こどもcafe Vol.4

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○ こどもcafe Vol.5

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○ こどもcafe Vol.6
とうとう、オランダで開催をすることが出来ました。
大好きか家具デザイナー ピート・ヘイン・イーク氏のご協力の元。
そして沢山のオランダ在住の有志のみなさまのお力とご協力のもと。

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こうして、一同に並べて見ることは、わたし自身も始めてのことでしたが、
本当に沢山の時間を過ごさせて頂いたなーと、感無量になりました。

ひとつのご物件に関わって下さる方の人数も沢山なので、12年でどれほどの方に、
支えて頂き、ご一緒して頂いたのだろうと、ご縁の素晴らしさを改めて感じています。

13年目も新しいご縁に恵まれることと思います。これまでご縁頂いたみなさまに、
沢山の何かをお届け出来ます様に、この先も、わたしらしく歩んで参ります。

どうぞ、この先、永遠に、よろしくお願い申し上げます。

2015年 10月16日 宮城雅子建築設計事務所 宮城雅子


佐伯 喫茶店 coffee 5、 完了検査終了.

10月 14, 2015 Category 21 coffee 5 新築工事 story

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佐伯 喫茶店 coffee 5、先週、建築、消防、保健所、各所すべての完了検査を終えました。
あとはOPENを待つばかり。

ご新築物件は、出来上がったあとも、お施主さんは忙しい。登記だったり、何だったり。

店舗の場合はプラスOPEN準備もあり、またcoffee 5 さんは自家焙煎珈琲のため、
全種類の珈琲豆の準備があります。

coffee 5 の自家焙煎珈琲豆が出来上がるまでの工程を拝見させて頂いたことがあるのだけど、
見ていて、気の遠くなるくらい、長い時間を要します。

大量の豆ひとつひとつを手に取って選別、セレクトされた豆を再度選別、焙煎、また選別、
香ってまた選別。ここまで長い時間をかけて前準備をしているのに関わらず、

オーダーが入り、また香って、目で見て、『違う』と思ったら、その豆は捨てる。

こんな時間の中で選ばれて来た、
主役の珈琲豆たち全てが、ベストコンディションでお店に並んだとき、そのときがOPENです。

みなさま、今しばらくお待ち下さい。

主役を待つ店内は、こんな感じに仕上がりました。OPEN後、もっと詳しくお伝えします。

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家具たちも続々と到着。テーブルを待つ、ビンテージ椅子。
東京の自称廃材王子と称する、てっちゃんにサポートしてもらって出逢った椅子たち。

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こちらはレジ廻り。もう少し仕上げが必要。

入り口が2つあるのは、

珈琲豆だけをお買い求めの方が、ここから気軽にいらっしゃることが出来るように。
佐伯ならでは、ドア前まで軽トラが入る寸法の道をつくっています。

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外溝は、とてもセンスの良い、オーナーとご両親にお任せをしています。

お願いした塀を、どんどんつくって行って、塗って行くお父さん。
腕も道具もプロ級です。

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そして、イメージをお伝えしてた通りの、形、色の柵が出来上がりました。
柵づくりに協力して下さった、みなさま、本当にありがとうございます。

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今から植物たちも、どんどん配置されて行きます。

こちらは柳。
個室の窓に風と共に、ゆらゆらと、たまに姿を見せてくれる光景がなんとも良いです。

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そして、建築士の特権。OPEN前のcoffee 5 の珈琲を頂きました。
もちろん、旨い。安定の美味しさです。

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こちらも建築士の特権。いや、こちらは、中々あり得ない特権です。

現場で最終調整をしている間、オーナーのお母さんがお昼ご飯をご用意下さっていました。
本当に手作りの域を超えてる、お母さんのお料理たち。

なんでこんな優しいのに印象が残る味をつくれるのだろう・・・尊敬します。
鯵のフライ、絶品!!!

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coffee 5、デザインさせて頂いたテーブルも届き、とてもお店と似合っているとのこと。

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OPENの日は、晴れて欲しいなぁー。沢山撮影をさせて頂こうと考えています。

佐伯は福岡から、たったの2時間半で到着します。みなさま、どうぞお気に掛けててください。


喫茶 陶花さん、homifyに ご掲載頂きました.

10月 1, 2015 Category 19 日々のいろんな時間.

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7月28日で、12年目を迎えた、篠栗の喫茶 陶花さん。

偶然にも、その記念日に、ベルリンを拠点に世界18カ国に配信されている、
建築・インテリア関連webサイト、homifyさんから国際電話を頂き、
喫茶 陶花さんをご掲載させて頂きたいとのこと。ビックリで嬉しいお話を記念日に頂きました。

こちらが、そのページです。→ → → → → → → 

日本の中の福岡という土地で、
オーナーとともに、試行錯誤、本当に試行錯誤して12年前に誕生した、喫茶 陶花さんが、
ネット社会になったとは言え、

遥か遠くの国の方が見てくれて、気に留めて下さり、ご連絡を頂けることは、本当に光栄です。

お時間ございましたら、喫茶陶花さんの裏話はこちらをどうぞ。

●喫茶 陶花さん編 → → →   / ● 宮城雅子建築設計事務所編 → → →

その陶花さん、12年目を前にして、建物の補修工事を行って下さいました。
OPEN当時と同じくらいにピカピカになりました。曇りだったのが残念!

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店内に入ると、変わらないオーナー村山氏の雰囲気。いや、少し変わったかな。
なんだか、一本揺るぎない芯みたいなモノを感じました。

そして、店内は、12年経った今でも、なんと、満席!!!!

お子さんと一緒に、ご友人と、色んな方がワイワイと楽しんでくれていて、
お外まで活気が溢れ、笑い声が聞こえて来て、

設計させて頂いた者としては、いつまでもお外で感じていたいくらいでした。

しかし、陶花さんの柿豚トンカツが食べたいので、店内に。
お席は店内が真っすぐ見えるカウンター席。

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まずは前菜。変わらず、本当に美味しい陶花さん手作りのお豆腐とキノコのお浸し。

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来ました、柿豚トンカツ。すごいボリュームです。オリジナル梅ソースが添えてあります。

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同行者さんは、陶花カレーと柿豚トンカツを悩んで、ダブルで味わえるカツカレー。

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変わらない、綺麗なセッティング、変わらない味。
本当に飲食店のオーナーさんって尊敬します。

毎日毎日、何年経っても、食べる側が『変わらない』と感じることが出来るものを提供なさる。
多分、少しずつ変えているだろうけど、芯がブレないから、変わらないと思えるんだろうなぁ。

お料理、堪能。
そして、お客様が帰りになった隙に、1枚。綺麗です。

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とても穏やかな気持ちになり、帰り道、綺麗な夕陽が見えました。

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今から良い季節になります。

12年目をスタートした喫茶 陶花さんに、みなさまも是非お出かけください。
ピカピカの建物と変わらない陶花さんが待っています。



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