2015.07.04 Category 21 coffee 5 新築工事 story
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この日は、佐伯から喫茶店 5 のオーナーさんに福岡まで来て頂いて、
喫茶店の顔となる、カウンター天板と、家具選び。まずは、カウンター天板から。
約5mのムク板の天板選びです。
大工のみっちゃんに紹介してもらった、九州でこれだけの木材を持ってるとこはないのでは?
と思えたところへ。すでにお話は通っていて、素晴らしい一枚をご用意下さっていました。
せっかく、来て頂いたのだから、色んな木を見ます。
色んなのを見て頂いて『コレ!』と、決めて頂きたくて。
大切なのはオーナーと木がマリアージュすること。
それぞれの木の特徴を、木が大好き!の空気感が溢れ出しているご担当の方と、一緒に説明。
これから、何十年も共にする天板です。それぞれの特徴を知って選んで欲しくて。
そして、ご提案の木に『ピン!』と来られた、オーナーさん。
今度は同じ種類の木でも、『これが特徴』『これが良い木と言われる所以』
『コレが後で不具合の原因になる可能性がある』と、説明。
しっかり聞いて下さって、『この木をカウンターの天板にします!』とご決断。
その後も、まだ決めて頂かないといけないことも為に説明は続きます。
まずは、この『ミミ』と呼ばれてる部分をどう仕上げるか。残すか、残すならどんな具合に?
天板の仕上げはどうしましょう?『ピカピカに?』『ザラザラに?どのくらいザラザラに?』
仕上げによって、木の色や空気感は変わるので、水をつけてイメージして頂きます。
これから、ずっと愛し続けるモノたちを自分選んで行く、オーナーとしてのお仕事のひとつ。
分からないことは、全面的にサポートします。説明、助言、それがわたしたちのお仕事。
約1時間、木のお勉強をして頂いて、次は、イギリスからコンテナが到着したばかりの、
お友達のアンティーク家具shop eelさんの倉庫へ。
メンテを控えた家具や照明たちが、いっぱい。その中で、今回の目的ローキャビネット選び。
ひとつ、ピンと来られたモノがあった様です。ランチを食べて、薬院のshopにも行きます。
ランチで行くのは、始めて、薬院のガエターノさんでピッツァランチ。
ひさしぶりのお日様。店内は、相変わらずのさすがぶりで、満席。
ワイワイがやがや。
テラス席には、お日様が入って来て、イタリアに居るよう。(行ったことないけど!)
ここのピッツァは、南イタリア。もちもちした生地が好み。マルゲリータは外せない。
その他にも2種類。良く食べます。
その後は、eeさん shop、北欧家具NESTさん、久しぶりのクランクさんと廻りました。
福岡のアンティーク家具、ビンテージ家具のTOPを走る3軒。
こちらは、相変わらず格好いいクランクさんのファサード。
良いもの、いっぱい見て、もう1軒と思っておりましたが、プラセールさんの新しいお店が、
近くと知り、スケジュール変更。こちらもさすがの内田さんセンスが光っていました。
この日、久しぶりに、市内の色んなお店を廻って、
『変わらず光り続けている個性って大切だなぁー。』と、感じました。わたしも磨かなきゃ。
最後は、移転をして数年経つのに、ずっと行けてなかった、福岡の老舗喫茶店、美美さんで、
macを広げさせて頂いて、デスク打ち合わせ。
佐伯のオーナーさんとお付き合いが深いということで、ようやく機会に恵まれました。
こちらの美美さんも、変わらずの個性。美美と言えばの『濃味』を頂きました。
来週は、現場拝見に佐伯に。雨をくぐり抜けながら、職人さんたち頑張ってくれています。
楽しみだなぁーーー。