2013.02.02 Category 19 日々のいろんな時間.
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この日は早起きをして、大分チームに初のメトロに乗って頂きまして〜、
パリの博多駅みたいなポジション、パリ北駅へ。そこからベルギー経由でオランダへ入ります。
相変わらず美しいパリ北駅。
向かう列車は、初乗車のタリス。新幹線みたいな列車です。
ヨーロッパ中の列車が発着する北駅。電光掲示板がどんどん更新されて行きます。
ヨーロッパ名物、列車が遅れております。いつ発表されるか分からないターミナルNo。
焦っても仕方がないので、その時をベンチに座ってのんびり待ちます。
駅のホームで待っているような感じなので寒かった〜〜〜。
そして、ようやく40分遅れくらいで、わたしたちの乗る列車が到着。
今回はわたしも始めの乗車であり、オランダ方面も始めて。アテンドに自信がないので、
双子くんの安全を考えて1等車での移動。まわりはビジネスマンばかりです。真剣にお仕事中。
さすが、1等車、どんどん色んなものが出て来ます。只今軽食の時間。好きなものをセレクト。
発車をして10分したら、一面の雪。列車きちんと進むのかしら。
途中徐行をしながら約2時間半後、ベルギー アントワープ駅に到着。
山手のイベントでご一緒したサカトデザインのsakatoさんのお友達Masamiさんが、
ホームまでお迎えに来て下さいました。ずっとメールでやり取りをしてたMasamiさんに
ようやく逢えました ♪一目惚れみたいに、すぐ好きになっちゃた素敵な女性。
こちらはアントワープ駅。素敵です〜。駅はクラシックですが駅前は近代的でした。
今回アントワープはトランジットだけで、駅から出ておりませんが、食いしん坊としては、
やはり、ワッフルと、チョコレートだけは頂きました。日本と全然味が違う。美味しい!
チョコレートは、カカオの粒子がどこの国よりも細かいらしいベルギーのチョコレート。
だから、味がこんなに違うんだー。双子くんはココでお友達にお土産いっぱい買ってました。
ここからは、Masamiさんの車で(なんとお車でお迎え下さってたのだ!楽ちんです。)
Eindhoven方面に1時間かけて移動。どんどん雪が深くなって行きます。
そしてまずは、Masamiさん著書、サカトさん装幀・デザイン、写真 和田直美さんの
『オランダ パスカルさん家 手作り生活』のデザイナーパスカルさんのお家へ。
こちらなんと、豚小屋だったらしい。それをパスカルファミリーが手作りでリノベーション。
すごいクオリティです。蒔きも本気な量です。何せこの日の気温はマイナス5℃。
室内はこんな感じです。あったかくて、洒落ていて、生活感がきちんとある。素晴らしい空間。
階段にはファミリーみんなの名前が。こういうところが、ヨーロッパの素敵さその1。
娘さんのサラが馬の大会でもらった賞たち。飾り方も洒落てます。
天井にはパスカルさんの作品オブジェ。こども部屋にペガサス飛んでいます。
とてもナチュラルな女性パスカルさん。趣味はボクシングだそう。壁にも本気のグローブが。
この他にも沢山お写真を撮らせて頂きました。happyなリノベーションの知恵、
ただいま溢れるくらい沢山ございます。どうぞみなさまご用命を。良い仕事します。(笑)
オランダ名物ジンジャークッキーとあたたかい紅茶を頂いて、オランダにいることを
忘れるくらい、リラックスした時間を過ごさせて頂きました。
Masamiさん、パスカルさん、サラ、クン、ありがとうございます。日も暮れ始めたので、
泊めて頂くMasmiさんのお家へ移動。その途中でスーパーに寄って頂いて食材を沢山見ました。
パリとはまた違う食材たちのスーパーはとっても楽しかったー。
みんなで買い込んで、この日の晩はMasamiさんのお家でお料理。
Masamiさんのお家は床暖房が入ってて、とてもあたたかで、ファミリーのお人柄も
優しくて、優雅な時間を過ごさせて頂きました。ガーランドはクリスマスカードたち。
そしてそんな優雅な空間で生まれて始めて憧れのチェロを弾かせてもらっている、
大分市出身、大分市育ち9歳 at オランダ。わたしが9歳の頃オランダを知ってたかな。
この日のことは内容が、満載なので、また別の機会にゆっくりご紹介させて頂きますね。
そして一夜明けて・・・・
はい、雪がまたまた深くなっています。この日の気温はマイナス10℃。ここまで来たら
マイナス5℃との違いなんて、よく分かりません。(笑)みんなで散歩に出掛けます。
上の写真でミッフィーがお家の前に居ますよね。これは『家に赤ちゃんが生まれました。』
というハッピーなサインだそう。こんなとこも素敵、本当に豊かだーーー。
そして道を歩けば、どこそこかにこんな光景。馬が日常にいます。たくさんの動物も。
こちらも大分市出身、大分市育ち9歳。オランダの馬に人参あげています。さすが乗馬歴4年。
約1時間半くらい。すれ違うひとと、当たり前のように挨拶をして、自転車王国オランダ、
自転車が優先なので来たら道を空けて。この雪の中みんな自転車で通学、通勤とのこと。
こちら自転車の乗ったままゴミを捨てれるゴミ箱。なるほど〜。
こんなに積もった雪を見た事がない双子くん。まだまだ遊びたいようだったので、
『泊めてもらったお礼に雪掻きでもしてみたら?』と言ったら、Masamiさんのお家の
前の雪がなくなったくらいの本気モードでやった様子。そして集めた雪の上には雪だるまが。
ふたりの一宿一飯の恩義?(笑)
楽しかったMasamiさんのお家を後にして、Eindhovenの街へ。
途中乗馬グッツがお安いとのことで、まちこちゃん、本気買い。
どのくらい購入なさったかと言うと、トランクひとつ買ってました。(笑)
そしてそして、こちらへやって来ました。こっからはミヤギさん優先の時間の始まりです。
今回の渡欧はこんな感じで、1日の時間を、どこかで双子くん優先の時間、
どこかで大人優先の時間、わたし単独の優先の時間と、出来るだけ割り振っています。
なので、みんな、かなりハードでしたが、充実という言葉に変えたいと思います。(笑)
(今回一度もカフェでのんびりした時間を過ごしていないことに帰国をして気付きました。)
この後にも、インテリアショップにもう一軒。インプットインプットして参りました。
そしてまだまだ終わらないオランダ2日目。夕方から列車でアムステルダムへ移動です。
約1時間半で到着の予定だったのですが、
何故か乗った列車がアムステルダム中央駅ではなく空港に向かっていることが分かり、
途中下車。さてさて、ここはどこかしら?の状況。19:00くらいだったかな。
みんなにわたしが『空港素敵なんだって、見てみたいなー』と言ったらから、
惹き付けた!と言われました。・・・・・んなバカな。
不安そうな双子くん。一生懸命調べてくれてるまちこちゃん。『さてどうなるかな。』と
相も変わらず、のんびりというか、危機感のないわたし。
こういう時、何故かいつも腹が据わる。道は世界繋がってる〜とか思って。
で、タクシーで20分でアムステルダム中央駅に着く位置に居たことが分かり無事にホテルへ。
ホテルに着くと予約してた部屋と違う。こういう時は、まーーったく腹が据わらないわたし。
どんだけやり取りしたと思ってるんよーーー!と、すぐに代理店さんに国際電話。
今回ホテルに宿泊はここだけだったので、みんなに喜んでもらいたいなと頑張ったのだ。
お話したけど、どうにも出来ない感じだったので、晩ごはんを食べにお出掛け。
Masamiさんに教えて頂いた、オランダ語で『ママ』という名前の家庭料理のお店へ。
店内には、たくさんのママの写真が貼っています。
朝から馬見て、雪掻きして、乗馬屋さん行って、インプットして、列車でアムスへ移動へ、
途中分からなくなって、ホテルは部屋違う〜の一日だったので、さすがにみんなヘトヘト。
2皿くらいを頂いてタクシーでホテルへ。こう書くとスゴい一日でした。
さてさて次の日は、15年来の夢の場所へ行きます。アムス滞在6時間、どこまで行けるか。
大分チームとは別行動でわたしは大好きなオランダデザインにまみれる一日。